今日の心がけ~職員のスピーチ~
“一挨一拶”で心を交わす
2015.03.05
『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「挨拶のフルコース」を読むと、
夫婦間や離婚のことが書かれていますが、
これだけは少なくとも(独身の)私には無縁です。
「妻不機嫌 お米と味噌汁 お・か・ず・な・し」
(第27回サラリーマン川柳ベスト10より)
毎年話題になる「サラリーマン川柳」は、
このような夫婦間のコミュニケーションを笑いのネタとして
応募している作品が多いようです。
挨拶はコミュニケーションの入り口とも言われます。
「挨」という字は「押す」、「拶」という字は「迫る」という意味があり、
由来は、仏教用語の“一挨一拶”という言葉で、
一つ押し一つ迫って問答をするということが、
現代の「挨拶」となったようです。
コミュニケーションは、正に言葉や態度で問答をすることになりますが、
互いの関係が良くも悪くも発信と応答があれば成り立ちます。
ただ、挨拶はコミュニケーションとは少々異なり、
立場に関係なく、目の前の相手に合わせて
気持ちを矯正することが求められると思います。
自分が不機嫌な時や嫌いな相手と接する場合に敢えてとる態度は、
それはそれでコミュニケーションの方法の一つとも言えますが、
挨拶は、お互いが歩み寄る必要があります。
それが、『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「挨拶のフルコース」に
紹介されている要領なのかと思います。
この挨拶によるリセットが、
良好なコミュニケーションを築くことができる入り口になるでしょう。
今日の心がけ◆挨拶を変えてみましょう
事務局 係長(進路支援担当) 中村 周