今日の心がけ~職員のスピーチ~
「三か月続ける」
2015.02.27
食料品店に勤めるKさんは、自分の家の玄関が汚れ放題で、
履物が散乱しているたびに、腹を立てていました。
家庭の不満を先輩に話すと、
「履物が散らかっていたら、君が片付ければいいじゃないか」といわれました。〈
そうか、自分がやればいいのか〉と納得したKさんは、履物に「ありがとう」と
声をかけながら、玄関を掃除するようになりました。
三か月たったある日、いつものように、履物を揃えてから居間に入りました。
相変わらず、妻は大の字で寝ていました。
その姿がなぜか愛おしく、Kさんは、そっと毛布をかけることができたのです。
人間の細胞でも、入れ替わるまでには、三か月ほどかかると言われます。
一つのことを最低三か月やり続ければ、何かが変わり始めるかもしれません。
今日の心がけ◆あきらめずに続けましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
Kさんが腹を立てていることでも、
奥さんは気にしない性格なのかもしれません。
しかし一緒に生活している以上、
夫婦が互いに歩みより解決すべきことだと思います。
ここでKさんは自分で片付けるという行動をしたことにより、
気持ちが変化しています。
職場においても、自分の視点で物事を判断しますが、
そこに他人との意見の違いを感じることもあります。
そんな時に不満を言うだけではなく、自分が行動してみることで
環境が変わってくると思います。
業務内容や人間関係をよりよくできるように
まずは自分が行動していけるよう心掛けたいと思いました。
教務係 相馬