今日の心がけ~職員のスピーチ~
リーダーの要件
2015.02.24
社内でリーダーの立場にある人は、
部下のやる気に火をつける工夫と努力が求められます。
しかし、部下への対応は難しいもので、
「俺の言うことを聞け」(力でねじ伏せる)
「俺立場も考えてよ」(言いくるめる)
「ここはひとつ穏便にいこうよ」(その場を取り繕う)
などと言って、やる気をそいでしまうケースも少なくありません。
人の心をつかむには、相手の心を汲み取る努力を優先することが大切です。
また、相手の持ち味を観察し、仕事にどう役立たせるかを考えると、
良い仕事に結びつきます。
常日頃からのコミュニケーションが欠かせないでしょう。
リーダーは「なれあいではない優しさ、責め心のない厳しさ」を念頭において、
コミュニケーションを密にして、やる気を促したいものです。
今日の心がけ◆良きリーダーに成長しましょう
(「職場の教養」社団法人倫理研究所より)
リーダーと部下に関するお話でしたが、
このことは、教職員と学生の関係にもあてはめることができると思います。
図書館では先日、未返却の本がある2年生に、
卒業を迎える前に必ず返却するよう電話でお願いしました。
卒業後は、保育者として、子どもを育む立場になる学生ですので、
返却期限を守るというようなルールや、
図書館の本は学生・教職員共有の財産であるという意識は持ってもらいたいと
思います。
「なれあいではない優しさ、責め心のない厳しさ」のある、
学生に心に伝わる言葉かけを心掛けていきたいと思いました。
藤田学長より、親子関係においても同じことが言えるというお話がありました。
また、一人の中でもリーダー部分(立場)と、導かれる部分(立場)があり、
発する同じ言葉でも相手のその時の気持ちや関係性によって、
受けとめられ方が異なる場合も生じるため、
日頃からのコミュニケーションで信頼関係を築いておくことが大切である
というコメントもいただきました。
言葉によるコミュニケーションの大切さに目を向けて
改めて考える良い機会となりました。
図書館担当 大木