今日の心がけ~職員のスピーチ~
ぬいぐるみの旅
2015.02.13
社会から必要とされる企業、地域になくてはならない会社、顧客に愛される店には、共通点があります。
サービスを受ける側の視点に立っていることです。
「ウナギトラベル」という、ぬいぐるみ専門の旅行会社があります。
持ち主から依頼のあったぬいぐるみを連れて、東京観光や鎌倉ツアーなどに出かける、
というシステムです。
道中の様子は写真に収められ、持ち主に送られます。
同社には、「自分のぬいぐるみが旅行をしている姿を見て元気が出た」といった利用者の声が届きます。
依頼者のニーズと思いをくみ取る感受性が、一見、突飛とも思える新しい仕事につながったのでした。
常に「お客様は何を望んでいるのか」「もっと喜んでもらうには」という視点に立って、
業務改善を図っていけば、仕事の可能性はさらに広がるでしょう。
今日の心がけ◆お客様の視点に立ちましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
私は大学時代に教員免許状を修得いたしましたが、
「教員と生徒の立場の双方向で考えること」と
教えていただいたことがとても印象に残っています。
普段は自分の視点で、
「やらなくてはいけない」や「こうするべき」などと判断をして行動していますが、
その中には間違いではないとしても100点満点の答えではない場合があります。
相手がどのように感じているか、何を必要としているかということも考え、
行動することが大切だと思います。
仕事上、相手となるのは主に学生となりますが、
学年によって学生全体の雰囲気も違いますし、
もちろんひとりひとり違いがあります。
幸い、本学は「こども学科」単科の短期大学ですので
学生数も330人程ですので、一人ひとりの顔も
分かりますし、個性もある程度つかむことができます。
これからも学生ひとり一人を意識して、学生が満足できるような
仕事をしていきたいと思っています。
教務係 相馬