今日の心がけ~職員のスピーチ~
今日のスピーチのお題タイトルは、「藤の花」でした。
2015.02.10
日本最古の歌集『万葉集』に
「藤波の 花は盛りに 成りにけり 平城の都を 思ほすや君」
という、藤の歌が詠まれています。
これは、大伴四綱が、防人の管理のために赴任した九州・大宰府で詠んだ歌です。
〈藤の花が波打つように盛りです。奈良の都を懐かしくお思いになるでしょうね、
あなたも〉という意味です。
今日の心がけ 日本の歴史と文化を尊びましょう。
(「職場の教養」社団法人倫理研究所 より)
私は藤の花と聞いて思い浮かべたのは淡い紫色の花の色でした。
学生時代に歴史の授業で紫色は高貴な色と習った事を思い出し、
とても懐かしい気持ちになりました。
日本の文化に、雛祭りや七夕などの行事が挙げられます。
本学も先日、職員で雛人形を飾りました。
本学の学生は近い将来、保育所や幼稚園などの先生になり、
季節の行事を子どもたちに教えることとなります。
そこで、少しでもこのような季節の変化に気づき、
季節の行事に触れて欲しいとの思いから、本学でも
季節に応じてこのような飾り付けをしています。
職員同士で飾り付けの位置を確認しながら、楽しく作業を行いました。
私も子どもが出来たら、子どもと一緒にひな祭りの意味などを話しながら
飾り付けをしたいなと思います。
四季折々の日本の文化を大切に、季節の移り変わりを楽しみながら
日々、過ごしていきたいです。
実習指導係 片山