今日の心がけ~職員のスピーチ~
親の心情(朝礼スピーチより)
2014.11.12
本日のスピーチは、
【父を嫌い、進学に反対されて大喧嘩をした十代。
実は親子の間に血のつながりがなかったことを知った三十代。
医師で作家の鎌田實氏のお話でした。
鎌田氏は、父の愛情に気づき、父親が晩年過ごす住居
「岩次郎小屋」を父に贈ったそうです。】
◆今日の心がけ◆
受け入れる心を持ちましょう (『職場の教養』:社団法人倫理研究所より )
私も若いころは、親に対して、不満を感じたり、
親を嫌いになったこともたびたびありました。
親は自分の経験や体験の中から、娘である私の事を考えて
いろいろと注意してくれたり、怒ってくれていたのだと分かりました。
こんなことが時には煩わしく、放っておいて欲しいと思うことも
数えきれません。
しかし、二人の子どもを育ててみて、今になって分かったことが沢山あります。
子どもを愛し、子どもの将来を心配しているからこそ、
口うるさいほどに注意をしたり、怒ったりするのです。
子育てをしていて、私が子ども達に言っていることの多くが、
かって私が子どもの頃、母親から言われていたことと同じだと
ハッと気がついて、思わずニヤリとすることもあります。
学生のみなさんはもうすでに分かっていることだと思いますが、
私をはじめ純真の教職員は純真の学生のことを思うからこそ、
いろいろと注意をするのです。
私も「どうして、こんなことを言われるのだろう?」
と思った時こそ、今更ながら、
その奥に潜む親の心情に向き合うようにしていこうと思いました。
実習指導係 林