今日の心がけ~職員のスピーチ~

共に働く喜び

2014.09.11

北海道にある共働学舎新得農場は、チーズの生産で国内外から高い評価を受けています。

代表の宮島望さんはアメリカの大学で酪農を学びました。

しかし、米国式の機械化された農法は日本には合わないと考えて、

量より質を重視する手作りの工法を大切にしています。

 

宮島さんの農場では、不登校や引きこもり、障害を持つ人など、

社会生活に悩みを持つ人を多く受け入れてきました。

社会になかなか適応できない人たちが、

時間をかけてじっくり取り組む仕事に向いていることに着目しました。

「微生物の力を借りて、ゆっくりとしたペースで進むチーズ作りの仕事が、

自分たちの農場には合っているんです」

と語る宮島さんの農場は2007年モンドセレクションで最高金賞を受賞しました。

 

成功の秘訣は、人も微生物も持ち味を生かして、

喜んで働ける環境づくりを創造したことにあるのではないでしょうか。

 

◆今日の心がけ◆喜びの働きを創造しましょう

(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 

時代や国によって仕事に対するモチベーションや評価は様々だと思います。

ですが私たちは、

人の役に立ったり、世の中に貢献したり、人に喜んでもらえることで

自分がこの世に存在している意味を見いだしたりする感情は

共通しているように思います。

 

仕事に限らず家庭や社会においても同じことが言えるでしょう。

以前働いていた職場を離れ家庭に入ってからの私は、

家庭と地域社会のつながりの中で数年間をすごしました。

家族に喜んでもらえることや、誰かの役に立つことで充実した毎日でした。

 

こちらの職場に勤務してからの二ヶ月は、朝から寝るまで

動きっぱなしの多忙さですが不思議とナガティブな感情は生まれてきません。

これも、スタッフ全員の協力的な仕事ぶりに

助けていただいているおかげだと感じています。

 

喜んで働ける環境は整っていますので、これからは私自身の持ち味を生かし

職場の皆さんの力になれるように励みたいと思います。

教務係 寺田

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