今日の心がけ~職員のスピーチ~
箸の持ち方
2014.07.21
世界中で、日本食の人気が高まっています。
日本食文化と切り離せないのが、美しい箸の使い方です。
最近では伝統的な持ち方ができない親世代も増えています。
内閣府・食育推進室は平成22年、
十代~七十代の1820人に対して、
食事に関する調査を実施しました。
その結果、正しい伝統的な箸の持ち方をしていたのは、
約半数の54%でした。
伝統的でない箸の持ち方は、
「食べにくそう」「食べ物をうまくつかめない」ように見えます
また、一緒に食事をする人に、不快な思いを与えるようです。
作法とはマナーのことです。マナーとは、
お互いが気持ちよく過ごせるルールです。
自身の食事をする時の食べ方は、いかがでしょうか。
食べる姿に自分の育ちや品格が現れるものです。
楽しく食べることも食事には大切ですが、
日本人としての伝統を今一度見直し、食事の作法を点検してみましょう。
今日の心がけ◆美しく箸を持ちましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より
機能的ではない持ち方の例として
握り箸 二本の箸を握り込む持ち方。箸の機能が全く使えない。
ペン箸 薬指を使わずに鉛筆を持つように箸を持つ。
作用箸が不安定で、箸先があまり開かない。
人指し箸 人差し指を使わずに箸から離して持つ。
交差箸 箸先が交差する持ち方。
箸先が揃わないので小さな物をつまめない。
さまざまな箸の持ち方があるそうです。
文章の中では作法とはマナー、マナーとはルールとありました。
美しく箸を使えるよう心がけようと思いました。
事務局係長兼学生担当 田中淳一