今日の心がけ~職員のスピーチ~
学ぶことについて
2014.05.22
大野了佐は中江藤樹の弟子となり、医術を修めました。ものの本には了佐は愚鈍であったと記されていますが、はたしてそうなのでしょうか。師の中江藤樹は、彼に物を教えるため、自らも医書を読み、何度も繰り返し彼に教え反復をさせたとのことです。彼自身は自分の不才に気づき、一生懸命努力をして、のちに医術の大家になったそうです。この話から、①心の底からどうしても学びたいという強い意欲があれば、成し遂げられるということ。②不才であってもひねこびずに一生懸命努力をすることが必要、の二つを感じました。中江藤樹および大野了佐について、読み直したいと考えています。
以上
事務局・入試広報担当 係長 奥貫