今日の心がけ~職員のスピーチ~
必需品は大切に
2014.04.09
『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「物に生かされている私」の中で、コンタクトレンズを通じて“物に生かされている”ことが紹介されています。
私は、中学生までは抜群に視力が良く、眼鏡をかけないと見えないという感覚が理解できませんでした。
子供の頃、“やすきよ”の漫才で、西川きよしが相方の横山やすしのメガネを奪って放り投げ、それまで威勢の良かった横山やすしが「あーメガネ~メガネ~…」と手探りで慌てふためくネタがあり、なんて大げさなーと笑っていましたが、いずれ自分が、本当にそんなことになるとは思ってもみませんでした。
昨日の健康診断で、眼鏡をかけて検査をして、両目ともに視力1.5でしたが、裸眼では、すぐ隣の人物が誰なのかも全くわかりません。
大好きな温泉入浴でも蛇口の形が判別できないので、浴場でも眼鏡はかけたままです。自分が生きていく上で絶対に欠かせない必需品なのです。
普段、仕事で使用しているパソコンは、当たり前のように目の前にあります。
私が新卒で入職した20年前でも、ワープロ専用機というものがありました。
これらが全て手書きで仕事をしなければならないようなことは、今では想像できません。
パソコンはもちろんのこと、インターネットもあっという間に普及しました。
学生の就活では、就職情報サイトで求人を検索して、ネットを介してエントリーを行うことが定着してきています。
「物」というものに対して“愛着”は生まれますが、“感謝”という感情は、なかなか込み上げることはありません。
今の世の中、良い物もあれば、良くないも物もたくさんあります。良いものに対しては、感謝の心を持つことによって、自身の今を正したいと思います。
今日の心がけ◆物は大切に扱いましょう
事務局 係長(進路支援担当) 中村 周