今日の心がけ~職員のスピーチ~
カラスに反哺の考あり
2014.02.24
本日は、恩に報いるということについて考える内容でした。「カラスに反哺の孝あり」とは、「親鳥に養われたカラスが成長ののち、親鳥の口に餌を含ませて養育の恩を返す」ということわざです。カラスでさえ、親の恩に報いるのだから、ましてや人間は孝行しなければならないという意味です。自分が受けた恩に報いることの大切さを感じることが極めて重要であることを、示唆しているとありました。
今日の心がけ◆恩に報いる一日にしましょう(「職場の教養」社団法人倫理研究所 より)
17日間にわたってソチで行われたオリンピックが、本日の未明に閉幕しました。
フィギュアスケートの浅田真央さんは、初日の演技の失敗もあり、惜しくもメダルは逃すことになりました。しかし、失敗した翌日、気持ちを立て直し、完璧な演技を披露したことで、たくさんの人に感動を与えました。「前回のオリンピックから4年間努力をしてきて、自分が目指してきた演技ができ、満足している。支えてきてくれた大勢の方に恩返しができたと思う」と、晴れやかな表情でインタビューに答える姿が印象的でした。
オリンピックで競うアスリートたちのように華々しい舞台で恩に報いるという機会は、一般の人にはなかなかありません。けれども、今出来る事柄に精一杯取り組むことが、恩に報いるということなのだと教えられました。
文中に書かれていたように「数えきれない周囲からの有形無形の支えによって、今の自分がいることに思いを馳せる」ことが出来れば、生きていることに感謝し、仕事や家庭での役割などに、誠実に向き合えると思います。日々、そのような姿勢で過ごしていくことの積み重ねが、恩返しになっていくのではないかと考えました。
今日という一日を大切に、お仕事頑張ろうと思います!
図書館 大木