今日の心がけ~職員のスピーチ~
五つの“S”
2014.01.27
○5S活動
①「整理」…必要なものと必要でないものを仕分けして、必要なものを残す。
②「整頓」…必要なものをあるべき場所にいつもきちんと置いておく。
③「清掃」…埃やゴミがないように掃除をする。
④「清潔」…前記の3Sを常に維持しておくこと
⑤「躾」 …この4Sが徹底されるよう習慣化し、さらに探求すること。
『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「シンプルに」より
ここに紹介されている「5S」とは、もともと企業の製造現場での安全や品質向上を目的に「整理」「整頓」「清掃」という三つのSとして取り組まれてきたもので、その後「清潔」と「しつけ」が加えられて「5S活動」として定着し、それがあらゆる業種に広がり、効果を発揮しているそうです。
私は一人暮らしが長く、自宅の掃除はマメにしている方ですが、整理整頓を省いてモノが増える一方で、転居でもしない限り片付きません。仕舞いには、モノを置いていないと落ち着かなくなります。
昨年7月に事務室が管理棟から今の場所へ移転しました。
以前の自席では、机の上も下もその周りも片付いているとは言えず、必要な書類もすぐに取り出せないようなことがありました。これは、見た目の酷さだけではなく、効率が悪いパターンに陥っていました。
現在の事務室には、リフォームされた後に引越しましたので、やはり、きれいな場所は汚したくないという思いが働きます。そのせいか、以前の事務室よりも全体に整理・整頓・清掃が徹底されているように思います。
ある工場では、この「5S」によって、職場が美しい環境にかわってゆくプロセスの中で“人は育つ”と説いており、生産性が低く改善が進まない大抵の原因は、「5S」のレベルの低さが関係しているとのことです。
本学の事務局でも、「5S」のレベルアップを意識していきたいと思います。
入試広報・特別任務担当 係長 中村 周