今日の心がけ~職員のスピーチ~

言い訳ばかり

2013.12.17

今回のスピーチのタイトルは「言い訳ばかり」でした。

人は苦しい環境に追い込まれると、言い訳、弁解、愚痴が口をついて出るばかりか、その原因を他に転嫁しがちです。
「もっと良い家柄に生まれていれば・・・」
「もし別の仕事に就いていたら」
この「もし」や「たら」という過ぎ去った世界にこだわっているようでは、新しい道を拓くことは簡単ではないでしょう。
(社会法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より)

私がこの話を読み終えて感じたことは、「生まれてきたのがこの家で、この家族が私の家族で良かった」という思いでした。

子どもの頃は「お友達の家に生まれていれば、あの子と同じように可愛いお洋服が買ってもらえたのに・・」とか、「あんな可愛いお部屋が貰えたのに・・」などと、自分と比べて羨ましがってばかりいました。ですが、色々な経験をして、色々な方と出会って大人になった今は、傷ついたり落ち込んだりしたことも沢山あったけれども、私のことを「居てくれて良かったよ」と言ってくれて、どんな時も受け入れて待っててくれるのは、私がこの家の家族だからで、帰れる場所や受け止めてくれる人が居ることがどれだけ有難いことなのかと、改めて感じています。もっと感謝をしなくてはいけないなと、反省もしています。

このお話のように「もし」や「たら」と、言い訳や弁解などをし出せば、本当に数えきれないくらい止めどもなく出てきてしまうと思います。

「明るく肯定する」というほど、私自身まだまだ大きな人間にはなれていませんが・・・(笑)
何か嫌なことがあったり、理不尽な環境に置かれたり、追い込まれたりしてしまった時に、今、働くことが出来ていることやご飯が食べられていること、帰る場所がちゃんとあること、そして、困った時には頼れて、傷ついて落ち込んだ時に励まし合える、そんな素敵な仲間や同僚が居てくれることに感謝をして、「もし」「たら」もマイナスではなく、「もし今の家柄に生まれていなければ、今の家族に会えなかったし、今の自分になれなかった」とか「もし別の仕事に就いていたら、今の素敵な仲間や同僚に出会えなかった」と、過去を嘆くのではなく、今の自分の状況を明るく前向きに捉えて生きたいと思います。

庶務係 大澤

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