今日の心がけ~職員のスピーチ~
人との関わりが自己を成長させる
2013.12.11
今回の内容は見知らぬ人に自分から声を掛けることが苦手な方が多く、人間関係をつくったり、関係を調整したりする「関係言葉」を使えない人が増えているという内容でした。
私も子どもを病院に連れていくことがありますが、待合室で必ずと言っていい程、初対面の女性の方に声を掛けていただきます。「風邪ひいちゃったの?」「何歳?お名前は?」「お医者さんに診てもらえばすぐによくなるからね」などと声を掛けていただきます。
お陰で病院で何をされるのか不安そうな子どもの顔が声を掛けていただいてから、ふっと笑顔になり、安心した様子になります。病院だけでなく、買い物のときにも子どもを抱っこしながら買った食材の袋詰めをしていると、「抱っこしながら詰めるのが大変でしょ。終わるまで抱っこしていてあげるわよ」と声を掛けてもらったこともあります。
ちょっとした事でも、話しかけていただくことで気持ちが違いますし、親切にして下さった方に感謝の気持ちでいっぱいになります。正直なところ私自身も自分から初対面の方に話しかける事は苦手です。しかし、子どもに笑顔で微笑んでくれる方には思い切って話しかけてみようという気持ちになりますし、お子さんを連れている方には、自分が言われて嬉しかった事など話してあげたいな~と思います。
病院で良く合う方とは、「またお会いしましたね」帰る時は「また病院で…」などと病院友達になった方もいます。病院の長い待ち時間も傍に座った方とお話をしていると、あっという間に診察の時間になりますし、年配の方との雑談の中から学べることが沢山あり参考にさせていただいています。
昨日のスピーチにもありましたが、人とのコミュニケーションが苦手な人は周囲の人への関心を深め、雑談力を磨いていくことが大切とありました。コミュニケーションをとることで相手との距離も縮まります。私も、周囲の方にもっと関心を持ち、自分から話しかけて、コミュニケーションをうまく取れるようになりたいと思います。
◆今日の心がけ◆寛容的に物事を見ましょう
(『職場の教養』:社団法人倫理研究所より)
実習指導室 林