今日の心がけ~職員のスピーチ~
寝る前の習慣
2022.03.30
健康と睡眠には深い関わりがあります。
スタンフォード大学医学部の西野精治教授によれば、「良い睡眠」を妨げる生活習慣があるといいます。
たとえば、大量のアルコールは眠りを浅くし、睡眠の質を落とすと指摘しています。
アルコールの利尿作用で、トイレに起きる回数も増えてしまいます。
また、人間の身体の内部の体温は、起きている時より、寝ている時の方が低いものです。
これは、睡眠中は温度を下げて、臓器や筋肉、脳を休ませる必要があることから低くなるそうです。
ところが、就寝前までスマートフォンやパソコンを使って、脳が興奮している状態で寝床につくと、体温が下がりづらく、質の良い眠りを得られないそうです。
睡眠の大切さは、日々誰もが実感していることでしょう。良い眠りは、仕事のパフォーマンス向上にも結びつきます。
睡眠時間の確保に加えて、日頃の生活習慣を見直したり、リラックスできるような工夫をしてみることで、睡眠の質を良くすることにつながるでしょう。
今日の心がけ◆睡眠の質を高めましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
睡眠をとることで、身体を休ませ、心身のメンテナンスを行っています。
睡眠は身体の修復だけではなく、同時に脳も休ませています。
睡眠不足になると、疲れが溜まり、考えも纏まらなくなったりと、集中力や体力の低下が起こります。
つまり、眠ることで脳を活性化させる働きがあるということがわかります。
20代の頃は、仮眠程度でも翌日の仕事や日常生活も支障なく過ごし、反対に休日には、時間も気にせずたっぷりと寝だめをしても、体調も変わらす、仕事や生活に影響することなく過ごせていました。
しかし、年齢を重ねた今では、睡眠の大切さを実感しています。
睡眠不足の時は、頭痛や思考力の低下、身体もだるく仕事にも影響し、不健康そのものを痛感します。
体調が優れないと食欲も落ち、栄養バランスの崩れにも繋がります。
睡眠の質によって、生活リズムや身体のバランスに大きく影響します。
良い睡眠をとるために、一生懸命働き、自分にとって良い疲れを感じ、体調を整えるためにバランス良い食事と規則正しい時間を送ることが大切です。
決して特別なことではなく、日々の生活を・・・無理なく、ムダなく、丁寧に過ごすことが、良い睡眠になると改めて思いました。
実習指導担当 栗原