今日の心がけ~職員のスピーチ~
「負の殻を破りましょう」~思い出のセミナー~
2013.10.08
本日のスピーチのタイトルは「思い出のセミナー」でした。両親が離婚をして、祖母に育てられた小学生の男の子が、小学生とその親を対象としたセミナーに、<自分だけがおばあちゃんと・・・>という引け目を感じながら参加をしましたが、みんなと意見を交換し合う中で、周りの目を気にし過ぎている自分を知り、明るさが引き出され、積極的になれたというお話でした。
(社会法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より一部引用)
そして、今日の心がけは、「負の殻を破りましょう」でした。負の思いというのは、周りにも伝わってしまうものだと思います。自分が発する負の思いと、周囲が受け取る負の空気で、ますます歩み寄れなくなってしまいます。ですが、その負の殻は、小さなきっかけがあれば破れるのだと思います。
私は数年前に派遣職員という形で埼玉純真にお世話になりました。その時の私は何故だか「派遣」という名称に引け目を感じ、職場のみなさんがいろいろな場面で誘ってくださることを「私は派遣だから、外部の人間だし・・・」と断わり続けてしまいました。きっと私のこの負の思いは周囲のみなさんにも伝わっていったのかもしれないと思っています。せっかく誘ってくださったのに、まったく、申しわけのないことをしました。ですが、純真の職員のみなさんは、とても根気強いのか?とても我慢強いのか?(笑)ある時、私が少しご迷惑を掛けてしまうことが起こりましたが、その時の話の流れの中で
「じゃ、お詫びの印に純真祭の準備のお手伝いをしてね(笑)」と言って、私を純真祭に参加させてくださったのです。準備や裏方のお仕事は、外部の人には出来ないことなので、それに参加させてくれることで、みなさんが私を仲間に入れて下さったのだと感じ、とても嬉しかったことを今でも覚えています。
引け目や卑屈な思いというのは、自分が思い込んでいることが多いと思いますので、思い切って一歩、歩み寄ろうとすれば何でもないことなのかもしれません。ですので、今度、負の思いを感じている方が居ると気付いたり、負の空気を感じ取れた時には、かつて純真の職員のみなさんが私にしてくださったように、声を掛けたり、相手が心を開きやすい状況を作ったり、中に入りやすいきっかけを作れるような、そんな風に自然に何気なくできるようになりたいと思っています。
庶務係 大澤