今日の心がけ~職員のスピーチ~

見えない財産

2013.09.30

「お客様のメリットは時として企業のデメリットになる。しかし、そのデメリットが『信用』という無形のメリットに進化する。」これは北陸地方で弁当を製造販売する、創業70年になるS社の社長K氏の言葉です。同社には「人のやらぬことをやれ。人のやれないことをやれ。雨降り、キャンセルOK」という創業以来の事業方針があります。

K氏は社長就任当初「当日、雨が降ったからといってキャンセルを受けたら、作った弁当はどうなる」と否定的でした。「弁当忘れても傘忘れるな」といわれるほど、日本海側に位置する北陸の地は天候が変わりやすいからです。しかし、変わりやすい天候を受け入れ、厳しい条件の中で知恵を絞って挑戦し続けました。その積み重ねが「信用」というメリットを得るに至ったのです。

自らの利益を考えた際、計算上では「損」と思われることもあるでしょう。しかし、「信用」「信頼」などは、自己の器では計算できないものです。他者を思いやる「働き」の積み重ねは、「信用」という見えない財産を築いていくのです。

今日の心がけ◆信頼ある働きを継続させましょう

           

これを読んで私自身、次のことを考えました。すべての物事は相手がいて始まり、仕事も同じだと思います。相手がいて仕事が成り立ちます。相手がいなければ仕事が成り立ちません。相手のニーズに対応しなければ、仕事は言えません。相手がなにを求めているかに対応することが大切だと思います。少し前に見たテレビのことになりますがコンビニエンスストアの創業から成長の道のりを放送していました。新商品の開発から陳列の事まで相手のニーズに応え続けて成長している内容でした。これがまさに相手のニーズに合わせた対応です。自社で開発する「プライベートブランド(PB)商品」に力を入れ、特に今年から発売した食パン(黄金の食パン)が大ヒットし、通常の食パンの倍以上の売り上げだそうです。このように大ヒットした商品ですが、数か月で味を変えたのです。好評なのになぜ?それはコンビニを毎日利用してもらい飽きられないように大ヒット商品でも変えなければならないからだそうです。

私もほぼ毎日コンビニを利用します。同じコンビニを利用し続けると飽きてしまい、気分転換として少し離れた違うコンビニを利用することがあります。変わらないよいものも必要ですが、大ヒット商品でも変えて努力している事が素晴らしいと思いました。本学も同様に相手に応えるように様々なことをしています。学生が居心地の良い大学になるように、学生がより満足できる大学になるように、学生がより力をつけて卒業できるようになど毎日、毎月、毎年と学生のためにより良い大学を目指して変化を続けています。変化は確かに、職場で働く人間にとっては、それに適応することは努力をしなければならいことを意味します。しかし、本学の教職員は「学生のために」「学生のニーズにあわせて」と「学生を中心に」据えた物事の見方や考え方、そして行動を心がけています。私自身もこれからも学生(相手)のニーズを考えて、「学生のためになるように」を第一に考えて行動することをこれまで以上に継続させていきたいと心に誓ったしだいです。

事務局(学生担当)係長 田中淳一

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