今日の心がけ~職員のスピーチ~
人選の要点
2022.03.29
人を選ぶのはなかなか難しいものです。
例えば会社で、新しいプロジェクトを立ち上げたり、他社との共同開発を行う場合などは、とういう人を選べばよいのでしょうか。
第一条件となるのは、そのプロジェクトを達成するために必要な専門知識や能力を持ち合わせていることでしょう。
しかし、大切なことは、そのプロジェクトに熱意を持って取り組んでもらえるかどうかです。
熱意があればこそ、技術の不足を補う努力ができ、より良くするためのアイデアも湧いてくるでしょう。
また、批判するだけではなく建設的な代案を出せる人、口だけではなく自ら実行する人は、どのような組織にも求められます。
そうしたことは、<この人ならできる><安心して任せられる>という信頼感にもつながります。
人選する立場になった場合は、知識や技術だけではなく、仕事への熱意や協調性、実行力など、全般的に判断する目を持ちましょう。
今日の心がけ◆総合的に見る目を持ちましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
人選する立場ではないですが、業務を行う中で、自分だけでできないこと、悩むことなどがあった時、相談する相手として人を選んでいます。
まずは業務をわかっている同じ係の職員や上司、他にも内容に詳しいと思われる人を考えます。
しかし、ここでいう熱意にあたると思いますが、話を聞いて考えてくれる人もひとつの条件になると思います。
知識がなくとも、状況を把握し、よい方向へ助言してくれたりするからです。
だからといって、能力のある人や熱意のある人だけに仕事が集中し負担が大きくなってしまうことや、そうではない人の仕事が少なくなってしまうような状況は、問題であると思います。
自分が業務の中で人選する場合には、いろいろな要素を加味しながら、全般的に判断ができるようにしたいと思いました。
教務係 相馬