今日の心がけ~職員のスピーチ~
伝えることの難しさ
2013.09.19
本日のスピーチのタイトルは「伝えることの難しさ」でした。「言葉」は相手に思いを伝える手段の一つです。言葉で伝えることはもちろん大切ですが、訪問などでは地図をファックスするなどの工夫を凝らすことで、より正確に情報が伝わります。相手の立場になって、わかりやすく正確な情報を伝達したいものです。
今日の心がけ:~伝え方を工夫しましょう~
(社会法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より)
「言葉」は相手に思いを伝える手段の一つとありますが、相手が身近で親しくしている方だったり、伝えたい内容を自分自身が良く分かっていることだったりすると、「これくらいは言わなくても分かる」と勘違いしがちだという話をいろいろなところで耳にします。私自身もそうしてしまっていると、改めて反省しました。「言葉」というのは、音にして発したり、文字にして発しなければ、決して相手には伝わりません。“思っているだけ”は、何も伝えていないのと同じことだと、以前教えていただいたことがあります。
本日のお話の内容は、道の案内の仕方についてでしたが、私自身並はずれた方向音痴という特技をもっていますので、言葉でいくら丁寧に説明をしていただいても、絶対に!!理解できない自信があります(笑)以前「話を聞かない男、地図の読めない女」という本が人気になりましたね。私のことかと思って・・・ドキッとした覚えがあります。先日、研修会の会場までの道順を教えていただきましたが、
その説明がとても分かりやすく、研修会当日も迷わず会場へ着くことができました。
これは、説明をしてくださった佐藤SAが、私が「分からない」ということを前提にして、実際に地図を見ながらその道を辿り、この道には何があって、こんな感じの道だよとか、ここまで分かる?など、分からない私が納得するように説明をしてくださったからだと思います。
このように、自分が説明をする立場になった時には、自分自身が分からない立場に立って、こんな時はこんな風に説明をしてもらえたら分かるかな?という、「分からないこと」を前提に説明が出来るようにしていきたいです。道順を伝えることも私にとってはかなり難しいことですが、相手に「想い」や「思い」を伝えることは、もっともっと難しいと思います。「想い」や「思い」には、地図のように目に見えるものがありません。言葉だけで全てを伝えることは絶対にできないので、表情や声の大きさや高低、トーン、イントネーションを変えたり、時にはジェスチャーなどを交えて、相手に伝えようとします。
仕事だけでなく私生活においても、なるべく沢山の思いや考えが正確に伝えられるようにするためには、どうするのが良いのかを日々勉強しながら、学生や教職員のみなさんと過ごしていきたいと思っています。これで私の「思い」は伝わったでしょうか?
庶務係 大澤