今日の心がけ~職員のスピーチ~
より良い専門教育・実習教育を実現するために
2013.09.10
埼玉県私立短期大学協会 教職員研修会に参加しました。会場は浦和短期大学部です。9月6日(金)午前10時~午後5時位でした。浦和大学の近くを何度か車で通ったことはありましたが、
キャンパスにお邪魔したのは今回が初めてでした。キャンパスの周りは緑がいっぱい。国木田独歩の武蔵野の風景を彷彿とさせるものです。学内を教務課長市川様に親切に案内していただき、ピアノレッスン室、保育実習室、トレーニングジムの機器が設置された体育施設、親子のひろば「ぽっけ」など見学することができました。市川様ありがとうございました。
今回、埼短協の研修会にはじめて参加させていただき、他大学の教職員の方と情報交換や話し合いをすることに前日よりドキドキ・ワクワク…緊張していました(ホント・・です)。
「専門教育・実習教育」がテーマの分科会に参加しました。8大学の担当者が集まり、自己紹介、専門教育の目的、専門性担保の教育上の工夫、実習教育の体系、実習教育実施の困難さなどについて報告しました。また、2、3年間の教育で専門職に相応しい知識・技術を習得させるための実習教育の専門教育における位置づけから内容・方法などについて意見交換を行いました。続いて、さらに専門教育を全体として成功させるためにどのようなことを行うべきかなどについても話し合いました。
私自身、実習事務担当者として他大の実習期間、依頼方法が気になっていましたが、今回の分科会で情報交換ができ、大いに参考になりました。教育上の工夫の中で、本学は現場経験者が教員、実習事務担当者として勤務していますが、事務員全員が保育士資格や幼稚園教員免許状を持っている大学もありました。
幼児教育現場経験者が事務を行うことで現場の忙しい時間は連絡を避けたり、実習での注意点、指導案の書き方、現場ですぐに役立つ手遊びなど誰に聞いても分かるという良い点があるとおっしゃっていました。どの大学も悩みや課題はほとんど同じような内容で、少し安心できました。私自身、「学生のために!!」を第一に考えて毎日の業務に取り組んでいます。これは、幼児教育者になりたいとの情熱を持って本学に入学し、資格取得をして、卒業後はすぐに現場に出なければならなない学生のためにという「お姉さん心」でしょうか?幼稚園教諭になりたい、保育士になりたい、小学校教諭になりたいと大きな夢を抱いて入学してきた学生のモチベーションを更に高めるために、実習で困らないように、少しでも即戦力として近づけるよう知識・技術の習得をできるように、私たちも日々努力が必要だと感じています。
文部科学省の永見係長様のご講演を拝聴したり、他の短大の教職員の方と情報交換させていただくなど、貴重な時間を過ごすことができました。ほんとうにありがたいことだと感謝しています。
藤田学長からも、「今回の研修も参加したことに満足しないで、行動にうつすことが大切」、「思ったことはすぐにやる!!」「後でやるは、やらないことになる」と今朝の朝礼でもお話をいただきました。 私自身、自らを正し、態度や姿勢、言葉遣いなど学生のお手本となるよう気を付けていこうと思いました。
実習指導室 林