今日の心がけ~職員のスピーチ~

難きを選べ

2022.03.25

Fさんは、仕事の進め方について、上司から次のような指摘を受けました。
「君は、自分にとって処理しやすい案件から仕事を進めていく癖がある。すぐに処理するのは難しいことでも、先延ばしにせず、きちんと向き合うように」
確かに、苦手な報告書の作成はいつも後回しで、すぐに処理できる業務を最優先していたことに気づいたのでした。
「難きを選べ」という言葉があります。
面倒くさく難しいことと、簡単で楽なことの選択をする場合、つい楽な方を選択してしまう怠惰な心を戒めると共に、あえて自らを成長させるため、難しい道を選べという訓戒です。
時に、あえて難しい方を選択することで、面倒なことに一歩踏み出す勇気を得て、自分を変えるチャンスを広げることができるでしょう。

◆今日の心がけ◆時には難きを選んでみましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

仕事や運動など、苦手なことに積極的に取り組んで行くことは、自分の成長に繋がることなので、良いことだと思います。

ですが、すぐに処理できる業務を優先して行うことが、間違っているということではないと思います。
処理しやすいく、時間もかけずに出来ることを先に片付け、苦手で時間もかかりそうなことに、じっくりと取り組むこともあります。

業務の内容によっては、自分が苦手だからと後回しにし、時間をかけてしまうことで、次の工程を行う部署の時間まで使ってしまうことになるかもしれません。
そうなると、自分は何とか作業を終え、次に回せて終わった気になりますが、後に関わる人が、期日や納期に迫られ、ミスなどを引き起こしてしまうかもしれません。

自分だけで完結することであれば、後回しにし自分のタイミングで処理することは良いと思います。
しかし、後に更に関わる人がいるのであれば、自分の作業を少しでも早く正確に終え、次に渡すことを心がければ、先の工程で使える時間が増え、その業務に関わる職場全体として、良い結果や成果になるのだと思います。

これは、学長先生のお話に出てくる、「傍を楽にする」働くということなのではないかと思います。
身体のことを考えると、エスカレーターより階段を!車移動より歩きを!など、楽な方よりもちょっと厳しめな方が良いのですが、それは、自分自身のためだからです。

仕事は、自分だけで行っているわけではなく、必ず相手がいますので、その時その時の期限や進み具合で、迷惑や負担をかけないように、後回しにしても大丈夫なのかどうか、選んでいかなければいけないと思いました。

庶務係 大澤

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