今日の心がけ~職員のスピーチ~
埼短協研修会に参加して(報告)
2013.06.06
6月4日(火)に埼短協の研修会に参加しましたので、そのご報告をいたします。
まず、埼短協会長ご挨拶において、印象深い話がありました。18歳人口が100万人とすれば、半数は大学、20%は専門学校、短大はたったの6%に進学するというほんの短い言葉でしたが、今の世相を如実に反映していると感じました。
そのあとの問いかけですが、では短大は何を行うべきか?
氏は以下のように話をされました。
①質の向上 … 教育、知識等の学生の質の向上
②地域社会への還元 … 技術や知識の地元への回帰
③高卒者以外の人材を得る … 大卒者や元保育士・元教員・元指導員、留学生ほか
これらはごく当たり前のことなのかもしれません。ただ、実行するにあたってはまさに企画段階から一丸となって取り組まなければならないと感じました。
さて、本学は保育系の短大ですが、企業への就職をメインとした学科はやはり苦戦を強いられると感じます。それというのも、埼玉県は0.59という低い有効求人倍率、希望者の多い事務系の求人数の低迷等があるからです。ただし、近隣に東京都、神奈川県といった一大産業集積地があるので、そのあたりをあまり感じないかもしれませんが。県もフリーターを出さぬよう最後まで支援をしていますし、ヤングハローワーク、Jobサポーターの増員等行っていますので、もし本学の学生に専門職以外への希望者が出た場合は利用していきたいと考えております。
進路支援担当 係長 奥貫