今日の心がけ~職員のスピーチ~

都市鉱山は宝の山

2022.03.11

都市には、「都市鉱山」といわれる宝の山があります。
都市でゴミとして大量に廃棄される家電製品を、鉱山に見立てて、そう呼んでいます。

パソコンやスマートフォンなどの基板には、希少な金属が含まれるため、廃棄物は宝なのです。
その資源を有効活用しようという試みが広がっています。

北九州で鉄鋼業を営むアスティク入江は、基板の銅線の腐食を防ぐため施された、厚さ0.1マイクロメートル以下の金メッキを、
塩化鉄の液体に入れ、化学反応を利用して、純度の高い金を摂取することに成功しました。

同社では、この特殊技術を利用して、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、金メダル制作に取り組んでいます。

また現在は、日本全国の国民が参加できる「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」がスタートし、使用済みの小型家電製品を回収しています。

プロジェクトを通じて、日本の技術力と国民の力で、金・銀・銅合わせて約5千個のメダルを制作する初の試みが始まっています。

今日の心がけ◆身近なものに目を向け直してみましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

ガラケー廃止時期を調べてみたところ、早い会社では来月末に終了となり、2026年3月31日には廃止される予定ということでした。

携帯電話は、貴重な金属が多く含まれているので宝の山だと言えます。
他にも小型家電でも、ミシン・アイロン・ドライアー・扇風機等も再利用できる金属があるそうです。

こういったものは壊れるとすぐに捨て、今度は何にしようかと購入するほうばかりに時間をかけ、慎重に検索をします。
しかし処分するものが有効活用できることも考え、これを機会に、どこに持っていけば再利用できるものなのかを検索していきたいと思います。

教務係 田口

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