今日の心がけ~職員のスピーチ~

「変わり身」は吉か凶か

2022.02.17

 競馬会の用語に、「変わり身」という言葉があります。
 レースの間隔があいたり、長期休養をとっていた馬が、一度出走したことで勝負感を取り戻し、次のレースを好走した時などに、「変わり身があった」「変わり身を見せた」といった表現が用いられます。
 もともと、この「変わり身」という言葉は、①事情を素早く判断して、考え方や態度を変えること、②身体の位置を素早く変えることを意味します。
 世間では変わり身が早いというと「手の平返し」「豹変する」「心変わり」といったようにネガティブにとられがちです。
 しかし、変わり身が早いことがすべて悪いとは限りません。
その時々の状況や事情が悪くなると確信したなら、サッと方針を転換することは、被害を最小限に食い止めることにつながるのではないでしょうか。
 特にリーダーにとって、毅然とした決断や態度を伴った「変わり身」は、変化興亡の激しい時代の荒波から組織を守る術ともいえるでしょう。

今日の心がけ◆毅然とした態度で決断しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 実習に行く前と後で、ふるまいなどが変わる学生がいます。
園で実習を行うことで、子どもたちをはじめ、先生方や保護者など他者と関わったり、実際の仕事を体験することで、変化が生まれ、大学に戻ってきてからの態度も良い方向に変わっている「変わり身」だと感じます。
 
また、新型コロナ感染症の蔓延や先日の大雪など、状況に応じて素早く決断し、対応する必要があることが、最近特に多くあるように思います。変化していく日々の中で、「変わり身」をしていかなければならない場合もあります。
 
組織においては、リーダーを中心にその時々で決断されたことに対し、全員が必要な「変わり身」をして協力し合い、迅速に対応していけるようにしたいと思いました。

教務係 相馬

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