今日の心がけ~職員のスピーチ~

気配りに学ぶ

2022.02.16

Tさんの自宅の近所で新築工事が始まり、業者の出入りが多くなりました。
出勤や帰宅時に建築現場を通ると、毎回、建築関係者が「お騒がせして、ご迷惑をおかけしております」と声をかけてくれます.。

材料や機材が通行者に不便をかけそうな場合には、すぐに関係者が出てきて、「お気をつけてお通りください」と言って気配りをしてくれるのです。

Tさんはその建築現場での気配りに好感を持つようになりました。
その反面、<自分は職場で、どのような気配りをしているだろう>と思ったのです。

特に、同僚が困っている時に手助けしているかどうかを考えてみると、<相手から頼まれたら応えよう>という消極的な自分があったようです。
そこで、自分の周りで何が起きているかに関心を持ち、自分はどう対処していけばよいのかという意識を持つように心がけて業務にあたっています。
他人との接触が多いところが職場です。気配りと共に、声かけをしながら業務に精励したいものです。

 
  今日の心がけ◆周囲に心を向けましょう
  (『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

気配りは、気遣いとは違ってマナーある行動の一つだと思います。 

気遣いは、本意でなくても”気持ちをつかう”ということなので、どこか無理が生じ、知らずとストレスや疲れに繋がることもあると思います。
一方、気配りは、自分自身の気持ちを自分から相手に配ることなので、自分にとっては無理やストレスもなく、そして相手にとってはスマートな振る舞いに感じることができるのではと思います。

人は、誰しも、他人からよく評価されたいと思うものです。
とは言え、評価されたいがゆえの気配りは本当の気配りではなく、単に自分の気持ちの押し売りになってしまいます。

人それぞれの思いや気持ち、本当の心うちは、目に見えません。
そんな思いを目に見える形や行動、聞こえる音や言葉にすることで、相手に伝えることができます。
例え、直接伝わらずともそっと誰かに気持ちを配れるということは、自分自身の心に余裕を持つことができる人だと改めて考えます。

自分の置かれている状況や立場、やるべきことを理解し、実行することで自信にもなり、気持ちや時間にゆとりを持てるようになります。
目の前の事に追われがちな毎日ですが、何事にも自分の気持ちを誰かに向ける心の余裕を持てる人であるよう、一つ一つ丁寧に進めていきたいと思いました。

実習指導担当 栗原
  
  

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