今日の心がけ~職員のスピーチ~

不測の事態に

2022.02.09

プロゴルフの試合で実際にあった出来事です。プロの試合では、コースに持ち込めるクラブの本数は十四本までというルールがあります。あるプロゴルファーが、試合途中で、クラブの多いことに気がつきました。
ルールに従い、そのゴルファーには4打罰が科せられました。連続優勝がかかる中、不測の事態が訪れたのです。
自らの責任を感じたその選手のキャディーから、翌日は辞退したいという申し出がありました。しかし、そのゴルファーは、〈キャディーのためにも頑張ろう〉と奮起し、キャディーを変更することなくプレーを続行しました。
失敗を誰のせいにすることなく、自らが奮起する機会に変えたプロゴルファーの姿勢には、学ぶところが多くあるのではないでしょうか。

◆今日の心がけ◆責めるより前に進みましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

自分自身が不利な状況になったり、何か悪い立場になってしまったと感じる時などは、どうにかしてその場から逃げたい気持ちになります。
その時の心の中は、誰がやったんだろう?とか、なんでこんなことしたんだろ?なんで今、私がこんな思いをしてるんだろう?などと・・・。
この状況を招いたのは、自分以外の誰かのせいなんだと、とにかく、その誰かを責めたい気持ちになっています。

ですが、そんなことを思っても、実際に言ったとしても、今の状況を解決することにはならず、その場から逃げたくても、解決するまで逃げられません。
だとしたら、このお話のプロゴルファーの方のように、なんの解決にもならない相手の失敗を責めて、自分の気持ちも相手のことも傷付けて、嫌な記憶だけを残すよりも、今の状況をもっと良いものに変える方法を選択した方が、仕事の結果としても、人間関係としても、数倍良い結果を得られるのではないかと思います。

業務が立て込んだり、何か難しいことを考えたり、プライベートなどでイライラしてしまっている時など、相手のミスや、心ない言動などを許せない気持ちになることがあります。
そんな時こそ、マイナスの言葉をプラスの言葉に置き換えるように、一呼吸置いて、今の良くないことを、プラスに変えられる方法や、状況を想像してみようと思います。
そうすることで、基本マイナス思考の私でも、なんとなく相手を許せる気持ちになれるのではないかと思いました。

庶務係 大澤

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