今日の心がけ~職員のスピーチ~

手が動かない

2021.12.08

Tさんが仕事から帰った夜のことです。
テレビを見ながら、ついうたた寝をしていました。
腕を枕にして三十分ほど寝た後、目が覚めると、頭を乗せていた左手がジーンと痺れています。
翌朝になっても、痺れが取れません。

痛みはないものの、手首から指先がうまく動かず、その日は不便で仕方ありませんでした。
着替えや食事も手間がかかります。
片手ではネクタイを結べず、パソコンで入力するのも、ハガキを書くのもひと苦労でした。

一週間経っても症状が変わらないため、Tさんは病院に行きました。
医師の診断は、橈骨神経麻痺というものでした。
腕の外側をはしる運動神経と知覚神経の麻痺で、「腕の外側を圧迫し続けると、こうなることがある」との説明でした。

その後、電気治療を行ない、三か月でようやく回復したのです。
「失くして初めて大切さがわかる」とよくいわれますが、健康はまさにその最たるものでしょう。

時折、左手をグーパーと開きながら、「手が自由に動く」という、当たり前だと思っていたことのありがたさを噛み締めるTさんです。

今日の心がけ◆今の健康に感謝しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

先日健康診断の結果が届きました。
そこには「運動をしましょう」や「野菜を食べましょう」などアドバイスが書いてありました。
しかし、毎年その時だけ気にして、すぐに元の生活に戻ってしまうということを繰り返しています。

今は健康であっても、急に何かが起こり通院することになるかもしれません。

あの時にこうしておけば良かったと後悔することのないように、健康診断の結果をもう一度よく見て、今から出来ることを少しずつ始めたいと思いました。

教務係 田口

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