今日の心がけ~職員のスピーチ~
人の話を活かす
2021.12.03
自分の成長の糧になるような話を聞いて、すぐに行動に移せる人は、全体の二割程度だと言われています。
すぐに行動できない理由としては〈今のままでもいいじゃないか〉と開き直ったり、〈変わりたいけど、きっと変われない〉と悲観的になったり、〈何か大変そうだからいいや〉と諦めてしまう場合が多いようです。
では、どのようにしたら行動を起こせる人になれるでしょう。
ソフトバンクの社長・孫正義氏は「まず登る山を決めなさい」と言います。
ファッション全般を扱うブランド企業、シャネルを創業したココ・シャネルは、半生を振り返って、
「私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造した」と述べています。
居心地の良い場所で安住していたら、それ以上の人間的な成長は望めないでしょう。
◆今日の心がけ◆一歩踏み出してみましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
私も、このお話に書いてある「すぐに行動に移せない」という、8割の人間の一人です。
私の場合は、人の話を聞いて、素敵だな、やってみたいな、と思っても、この人と私は違うし、自分には上手く出来ないかもしれない、そもそもそんな能力は無いのではないかなどと、まだやってもいないのに頭で考えてしまったり、周りからどう見られるか、どう思われるか考えてしまい、悲観的な答えを出してやめてしまいます。
何年も前ですが、スキーやスノーボードをやっていた時に、少し上級者のコースに行ったり、初めての山に行ったりした時には、自分が転んだり、誰かとぶつかったり、怪我をしたりさせたりすることばかりが想像されて、周りから人が居なくなるまで、なかなか滑り出せませんでした。
ですが、置いていかれるのが嫌で恐る恐る滑り出してみると、意外と楽しくこなせたりしたことを思い出しました。
目標を決めたり、自分の人生を自分好みに作ってしまえと決心して、そこに向かって失敗もありでとにかく進むというのは、スキーなどと同じではないかもしれませんが、とにかく踏み出してやってみることで、結果が大成功ではなくても、何かを得られる、身に付くきっかけになるのは同じかもしれません。
このお話を読んで、以前の自分がやってみたら楽しさや、ちょっとした技術や何かを得られたという体験を思い出すことが出来たので、自分なりの何かやってみよう、変えてみようという時には、あの時は大丈夫だった!と言い聞かせて、とにかく一歩踏み出せるようにしたいと思いました。
庶務係 大澤