今日の心がけ~職員のスピーチ~
音楽の力
2021.11.02
誰にでも思い入れのある1曲があるでしょう。
音楽には、それを聴いただけで、青春時代の楽しかったこと、または辛かったことなど、様々な思い出を呼び起こす不思議な力があります。
ある介護施設では、レクリエーションの時間にカラオケを採用しています。
入居者からは、「馴染みの曲や思い出の歌を歌うことで、仕事や子育てに一所懸命だった当時を思い出し、心が落ち着く」という声が聞かれます。
また、童謡のようなゆったりとした音楽を聴くことで、徘徊などの認知症の周辺症状が緩和したというケースもあるようです。
職場や家庭生活において、その働きに忙殺される日々の中では、なかなか心にゆとりは持てないでしょう。
ゆとりのない心での働きは、焦りや失敗を誘発し、良い成果にもつながりません。
日々穏やかな気持ちで、楽しい時間を過ごしたいとは、誰しも思うことです。
音楽は、そのささやかな願いを叶えるための一助となることでしょう。
今日の心がけ◆心にゆとりを持ちましょう(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
朝の目覚ましから、通勤中に流すBGMなど、音楽は日常生活の一部となっています。
また映画やドラマでも、絶妙なタイミングで場面に合った音楽が流れると、感動せずにはいられません。
音楽は暮らしの中でなくてはならないものだと思います。
少しでもゆとりの時間を作って、好きな音楽を聞き、癒しの効果を受けて、毎日気持ちよく過ごしていきたと思います。
教務係 田口