今日の心がけ~職員のスピーチ~
帰省
2021.10.19
お盆の休みを利用して、故郷に帰省したり、離れて暮らす家族が帰ってきたりする時期となりました。
ここ数年、多忙のため帰省していなかったNさんですが、昨年は長期の休暇が取れたため、実家に顔を出すことができました。
実家では両親が笑顔で出迎えてくれ、テーブルにはNさんの好物が並んでいました。
Nさんが帰省するとわかった時から、両親はいろいろと準備をしてくれたそうです。
両親の深い愛情と、子供を思いやる気持ちを感じました。また、懐かしい友人たちとも再会できました。
久しぶりの帰省を終え、帰る場所があり、迎えてくれる人がいるというのは、何と幸せなことだろうと実感したNさんでした。
お盆は、先祖の霊をお迎えして供養し、またお戻りいただくという行事です。
帰省する人もしない人も、こうした時期に、故郷に思いを馳せたり、久しく会っていない人に連絡をとってみることで、仕事への英気も養われるでしょう。
今日の心がけ◆故郷を大切にしましょう
「職場の教養」(一般社団法人倫理研究所より)
私は、だいたい月に一度のペースで帰省しています。
コロナ禍で移動のタイミングを計るのが難しいのですが、実家には、高齢の母が一人で暮らしているため、私と同様に離れている兄と交代で、日程をずらしながら様子を見に行っています。
親と子は、いつかお別れするときがきます。
父が健在の頃から、どんなことでも後悔しないように、常に自分なりの“孝行”を強く意識していました。
私が若いころ、自由気ままに行動できたのは、親のお陰だと思います。
所帯を持つことを迫ることなく、仕事は自由にさせてもらい、一度故郷に戻りながら再び離れた時も「良い職場が見つかって良かったね」と、気持ちよく送り出してもらいました。
転職の多かった私が埼玉に引越した後、父から「そろそろ住まいと生活の基盤を固めたらどうか」と言われ、そのとおりに持家を構えました。
そして母からは「何事も仕事が最優先だよ」と今でも言われます。
故郷とは、地元にいるとあまり感じなくとも、離れているほど想いが強まります。
故郷と親の言葉を胸に、日々仕事に取り組みたいと思います。
係長(学生係) 中村 周