今日の心がけ~職員のスピーチ~

富士山の山開き

2021.08.11

富士山は毎年7月に山開きを迎えます。
今年は、登山ルートの一つである「吉田ルート」が7月1日に
他のルートは7月10日に山開きとなります。

登山に臨むには、様々な準備が不可欠です。
水分や食料の準備はもとより、気温差や天候の急変に備えた装備をしておかなければ、思わぬ体調不良を招きかねません。
転倒や落石など、万が一のリスクを想定した準備も必要です。

近年は、登山客のゴミのポイ捨ても問題になっています。
また、混雑時には、 登山者と下山者で道を譲り合いながら歩く気配りが求められます。

富士山の山開きの期間は9月10日までです。
登山シーズンの終わりを表わす言葉は、地域によって山留め、山閉じ、山仕舞いなどと呼ばれます。

ここで挙げた事柄は、どれも仕事と重ねることができるでしょう。
どのような仕事でも、準備と後始末、互いの思いやり、納期を守ることは必要です。

富士山は日本の象徴です。登る苦労はりますが、登り切った時の達成感は格別です。
その達成感を仕事でも味わってみたいものです。

 
  今日の心がけ:何事も準備が大切と心得ましょう
  (『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 

登山の経験が残念ながら無いのですが、本文にありました登山が仕事と重なるということに同感しました。

それは、登山も仕事も、登頂達成などという大きな目標設定があるということです。
達成するために挑む山についての分析やどのような方法でどんなルートで行くかなど計画を立てます。

また、そのために必要な道具や当日の天候などの情報を集める準備もします。
全ての準備が整ったら実行に移ります。

登山も仕事も動き出したら終わりではなく、計画通りに登山(実行)できているか、何か問題はないか、確認をしながら進めます。

突然のアクシデントには冷静に判断し、迅速な対応ができるよう備えていなければなりません。
一緒に行動している仲間への思いやりもとても大切なことです。

そして、下山後には身体のケアや道具の整備などの後処理と次への準備をするというところが, まさに仕事を進める動きと同じことであると思いました。

今回こちらを読んで、過去の自分を反省しました。
まだアナログ処理が多かった20代の頃、仕事をしてもしても終わらす、書類の山となり、ついには足元に箱を積み重ねる残業の日々を送っていました。

今だからこそ思えるあの時の仕事の山は、私自身の業務への理解と自信が乏しく、どこかやらされていると感じながら仕事をしていていたのではないかと今更ながら反省。

自分の意思で決断し実行できる登山とやらされていると感じながら進める仕事では、目標達成への道のりや達成感の大きさも意味も違うということを改め感じます。

どんな山にしてもどんな仕事にしても、高く険しい困難な道のりに出合うこともあります。
その時に諦めて引き返すか、仕事を人任せにするか、向き合うかは、自分の意志です。

自分の意志に責任と自信を持ち、今 自分がやるべきこと・できることを的確に判断し、一つでも多くやり遂げられるよう、今後さらに仕事を続けていきたいと思います。
そして、このことを通して思いやりある仕事をする人材でありたい改めて思いました。

 

実習指導担当 栗原
  
  

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