今日の心がけ~職員のスピーチ~
百分間の練習
2021.07.22
熊本県立大津高校サッカー部は、これまでに卒業生の50名近くがプロの道に進んでいます。
Jリーグや日本代表で活躍する選手も多く輩出してきました。
その立役者が、同校サッカー部で25年間指導にあたり、昨年の春より熊本県宇城市の教育長に就任した平岡和徳氏です。
特色ある指導の一つに、強豪校として名を馳せているにもかかわらず、全体での練習時間を100分間と区切っていることが挙げられます。
集中力の維持や、生徒たちの食事・睡眠時間の確保などがその理由です。
また、100分間という限られた時間は、「どのような練習をすれば効果的なのか?」と考える意識を生み出し、そこから1日に時間の活用法を考えたり、将来に向かって今するべきことの見極めにもつながっていく、と氏は語ります。
「時間を区切る」ことは、日常の業務にも当てはめられるでしょう。
ただ長いだけの会議や行き当たりばったりの仕事は、効果的とはいえません。
「この時間に何をするか」という意識を持って、仕事の質を充実させましょう。
今日の心がけ:時間の区切りを業務に活かしましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
仕事を効率よく進めるには、業務そのものを理解するのは当たり前ですが、その仕事にひも付きされる関係部署との連携を把握し、進めることが最も大切だと考えます。
そして、更に業務の緊急性や重要性を考慮し、時間配分をすることが本文にある「時間を区切る」ということなのだと思います。
私自身、今やるべき業務内容をメモに書き出し、消込みしながら仕事をしています。
現在の担当においては、自分のやり方が正しいのか他にもっと効率良い方法があるのではと悩み、このやり方はどうか、あと少しやっとおこう…など時間を配分するというよりは、業務内容そのものを配分して進めていることに気が付きました。
本文にある「時間を区切る」ということは、内容そのものに「時間の制限をつける」ということなのだと思いました。
私生活では、洗濯や掃除は午前中に、買い物はこの時間帯でなど何気なく時間配分をしていたことに改めて気が付きました。
この感覚を基に授業時間90分を目安にして、仕事内容について時間制限をつけることで、無駄な時間を省き、更に集中し、時間に余裕を持てるよう効率化を図りたいと思いました。
実習指導担当 栗原