今日の心がけ~職員のスピーチ~
雨の日を心地よく
2021.07.20
梅雨の季節に傘は必需品です。普段、手軽に扱っている傘ですが、様々な危険を伴う場面があります。
「持ち方」傘を前後に振りながら階段を登ると、背後にいる人に傘の先端が当たる危険性があります。
「置き方」自転車のハンドルに傘をかけて走っていると、道路を曲がった勢いで傘が車輪に巻き込まれて転倒するお空があります。
「使い方」強風の中でも傘をさしていると傘が煽られてよろめいたり、風に吹き飛ばされた傘が周囲に危害を及ぼす可能性があります。
これらは少しだけ思いを巡らせば想定できるような危険でしょう。雨が降れば必然的に差す傘ですが、自身の危険のみならず、周囲への迷惑となる行為を心得ておきたいものです。
傘のおかげで雨風を凌げます。愛着をもって丁寧に扱い、周囲への気遣いを心に留めながら、雨の日を心地よく過ごしましょう。
今日の心がけ傘の扱い方を考えよう
出展(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
本日のお話は「意識を変えてみよう」という副題がつくと思いました。
現代は大量消費が普通になってしまい、壊れたから直そうという意識が薄れているように感じます。
傘にとどまらず、自転車放置や忘れ物をとりに来ないなど枚挙にいとまがありません。
その結果が、マイクロプラスチックなどによる海洋汚染や原発の臨界による大気汚染につながっています。
さて、本日はいみじくも学長先生が傘の字を分解すると人が集まり、一つになって支え合っているように見える、とおっしゃいました。
傘に限らず、いろいろなモノに囲まれて生きていますが、モノやヒトに対し自分本位ではなく愛着や愛情を持って気配り目配りをしつつ、少し視点を変えていければ意識は必ず変わると思います。
今までとは異なる景色になるかもしれません。
以上
進路支援担当 奥貫