今日の心がけ~職員のスピーチ~
こどもの日
2021.06.01
五月五日は「こどもの日」です。
国民の祝日に関する法律では、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福を
はかるとともに、母に感謝する」ことを趣旨として定められています。
子供のことに加えて、「母に感謝する」と定義されているのは、
同じ五月の第二日曜日に「母の日」もあるだけに、不思議に思う人もいるでしょう。
これは、感謝の心を忘れずに生活することを重んじる、国柄の表れだと考えることが
できるかもしれません。
「自分の誕生日は親に感謝する日」と定めて、両親にメッセージや花を贈る人もいます。
このような人は、何かと機会を設けては、人や物、自然など、自分を支えてくれる
事物への感謝を忘れずにいたいと願っている人でしょう。
今日の「こどもの日」を契機に日頃忘れてしまいがちな感謝する心を深めたいものです。
今日の心がけ◆感謝を深める一日としましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より
端午の節句とは当初は季節の変わり目に薬草を摘んで邪気を払う宮中行事で、
これが男の子の前途を祝う日となっていたといわれているそうです。
世の中ではこどもの日はこどものための日と考えられがちですが、
法律によれば、「こどもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかるとともに、
母に感謝する。」と明記されています。
ちなみに残念ですが父に感謝する日は方の定めがないそうです。
父の日がありますが、国で決められた祝日はこどもの日だけで、
母の日や父の日はアメリカからの輸入された概念で祝日ではありません。
こどもの日は法律に則ってこどもと母に感謝しようと
思いました。
事務局係長 田中淳一