今日の心がけ~職員のスピーチ~
美味しかったです
2021.05.24
Bさんが、喫茶店でコーヒーを飲みながら、資料を読んでいた時のことです。
席を立った一人の客が、レジの人に「ご馳走様でした」と言った後、さらに「美味しかったです」と笑顔で言ったのです。
すると店員は、それまでの機械的な対応が一変し、「ありがとうございました。またお越しください」と嬉しそうに答えていました。
Bさんは、一連のやりとりを目の当たりにし、<今まで「ご馳走様」としか言っていなかったな、自分も真似しよう〉と思ったのです。
しかし、その場で同じことを言うのは恥ずかしかったので、別の日に実行することにしました。
後日、別の喫茶店に行った際、「ご馳走様でした」と言った後に、笑顔でレジの人に「また来ますね」と付け加えてみました。
すると店員も、「ありがとうございました」と言って笑顔を返してくれたのです。
良い習慣が身についたと嬉しくなったBさん。
いつもの挨拶に、笑顔で一言添えることを、これからも様々な場面で実行しようと思っています。
今日の心がけ◆挨拶に一言を添えましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
挨拶だけのやりとりでも問題はないですが、店員は「料理を提供し、お金をいただく」という繰り返しを続けていると、対応は機械的にもなると思います。
私自身も、相手が違っても同じ業務を繰り返すと、つい対応が機械的になってしまうことがあります。
その中でも、「美味しかったです」「また来ますね」のような、何か言葉をかけていただくと、うれしさやよろこびを感じますし、その人への対応が変わってくることもわかります。
自分はもともと挨拶がうまくできないことがあるので、最低限の挨拶はしっかりしようと低めの目標設定で生きているので、一言を添えるまで行うのはなかなか難しかったりします。
しかし、他の人を見ていて、すばらしいなと思いますし、挨拶以外のやりとりがあることで、相手と距離を近づけると思います。
普段からそのような声もかけられるように意識して、できるように心がけたいと思いました。
教務係 相馬