今日の心がけ~職員のスピーチ~
思いやりの心
2021.05.19
昨今、交通機関でのモラルを欠いた行動が多く見受けられるようになり、公共マナーへの意識が問われています。
日本民営鉄道協会が平成29年度に実施した「駅と電車内のマナーに関するアンケート」の結果は次のとおりです。
迷惑を感じる行為として第1位に挙がったのは9年連続で「騒々しい会話やはしゃぎまわり等」でした。以下「座席の座り方」「荷物の持ち方置き方」「歩きながらの携帯電話・スマートフォンの操作」と続きます。
マナーとは礼儀や作法を指します。一般的には、心地よい環境や良好な人間関係を築くために生まれたものとされます。マナー違反と迷惑行為は同一にはできませんが、公衆の場においては、思いやりの心を大切にしたいものです。
人の迷惑行為を見て深いと感じた時には「自分はどうであろうか」を振り返ることが大切です。そして、一人ひとりが周囲にヒア力s留やさしさを持ってマナーを守れば、心温まる環境へと変わっていくことでしょう。
今日の心がけ♦自分のマナーを振り返りましょう
出展(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
日本民営鉄道協会の2020年度のアンケート(回答数1900余)によれば「座席の座り方」「騒々しい会話とはしゃぎまわり」「乗降時のマナー」が迷惑行為の御三家でした。時代を反映してか咳やくしゃみのエチケットも上位にありました。これを見ると今も昔も迷惑行為の上位は変わっていないのだと痛感します。
マナーやそれを育む力を育てるには、上に立つ者がより良いマナーを見せる必要があります。負うた子におしえられ浅瀬を渡ることもたまにはあるかもしれませんが、見本となるようにしていこうと思います。その行為が学生の心の栄養となれば将来役立つと考えられるからです。
以上
進路支援担当 奥貫