今日の心がけ~職員のスピーチ~

++身の丈に合った贈り物

2021.05.10

今春、新社会人となった皆さんの中には、初めての給与で両親へのプレゼントを計画している人もいるでしょう。
Mさんも初めての給与でブランド物のスカーフをプレゼントしました。
感謝の気持ちを伝えられたことと、自分で働いたお金を使っての贈り物に、少し誇らしげに思えたといいます。
ところが、母から「少ないお給料の中からこんなに高価なものを買って、あなたの生活は大丈夫なの?」と、息子を心配する連絡があったのです。
Mさんは<親孝行のつもりが、逆に母を心配させてしまったかな>と思い、「以前からためていたお金もあったので大丈夫だよ」と伝えました。
贈り物をすることは素敵な行為です。
しかし、形や物に捉われすぎて、心を添えることを忘れた贈り物は、もらった側にとっては素直に喜ばないものになってしまうこともあります。
感謝の表明は、心は「主」で、物は「従」と肝の銘じておきたいものです。

今日の心がけ◆あらゆる行為に心を添えましょう
(「職場の教養」社団法人倫理研究所より)

 昨日は母の日でした。花やプレゼントを贈ったりもらったりした人も多いのではないでしょうか。
私自身も日頃の感謝の気持ちを伝えようとプレゼントを用意しましたが、当日の夕方にお店に向かいその足で届けるという慌ただしいものでした。

贈り物はもらった相手が喜ぶ姿を想像しながら、好みや趣味に合うものを考えて選びます。
相手を思うこの時間が「ものを送る」という作業を「贈り物をする」という価値ある行為にさせると思います。
今回の母の日は、感謝の気持ちを伝えようとはしたものの、少し配慮に欠けていたと反省しました。

来月は父の日です。
感謝の気持ちが伝えられるよう相手のことを思いながら贈り物を考えたいと思います。

教務係 寺田

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