今日の心がけ~職員のスピーチ~

元気な受け答え

2021.04.22

ある休日、Fさんは、近所の理髪店に行きました。
その店は、料金の安さと技術が売り物の繁盛店です。

Fさんが順番を待っていると、隣に年配の男性が座りました。
先にFさんが呼ばれ、次にその男性が「次の方どうぞ」と呼ばれました。
男性は「ハイ!」と大きな声で返事をし、担当者に「よろしくお願いします!」と元気に挨拶をしていました。

担当者と会話をする話が、また面白いのです。
聞くともなしに聞こえてくる話に、Fさんも、他のお客様も、思わず顔がほころんできました。
散髪が終わると、男性は「ありがとうございました!」と、またまた元気にお礼を述べ、爽やかに帰っていったのです。

一連の様子を眺めていて、Fさんは感じたことがありました。
朗らかな人は、場の空気全体をも明るくするということです。
いつもより少しにこやかに、帰路についたFさんでした。

今日の心がけ◆場を明るくする人に学びましょう
「職場の教養」(一般社団法人倫理研究所より)

朗らかな人の特徴は、自分に自信があり、精神的に余裕のある人のことだそうです。
少なくとも私は、声だけは大きい方ですが、自信はなく、精神的にも余裕がないので、“朗らかな人”ではなく、朗らかな人に肖りたい人なのかと思います。

仕事で、「参ったなー」「どうしよう」そんな思いで行き詰っている時、さり気なく微笑みながら声を掛けられ、鋭いアドバイスをいただいた時など、心から救われる気持ちになれます。
そう考えると、自分の職場にそんな朗らかな人がいるというのは、この上ない幸せです。

私なりに“朗らかな人”の特徴をさらに加えるのであれば、“語り”に説得力があるような気がします。
ただ明るい物言いということではなく、大袈裟かもしれませんが、自分の頭や心に響き、しっかり記憶に残る話し方なのです。

自分が“朗らかな人”を目指すには程遠いことですが、仕事で助けられてお仕舞ではなく、相手が困っていたら同じように支えたいと考えます。
そのためには、真に伝わるアドバイスを心掛けて、仕事を進めたいです。

係長(学生係) 中村 周

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