今日の心がけ~職員のスピーチ~

永遠に完成しない

2025.04.28

ディズニーの創始者、ウォルト・ディズニーは、1955 年、アメリカ・カリフォルニア州に最初のディズニーランドをオープンしました。その際、次のように語ったと言います。

「ディズニーランドは永遠に完成しない。この世界に想像力が残っている限り、成長し続ける」 その後、世界各地に設立されたディズニーランドは、時代と共に進化し、人々を魅了し続けています。

かつて遊園地は子供だけが楽しむ場所でした。そこでディズニーは「大人と子どもが一緒に楽しめる場所を作るべきではないか」と考えたのです。その思いは生き続け、常に新しい発想で来園者を喜ばせています。

自社で扱う商品やサービスも「永遠に完成しない」と考えてみましょう。 工夫すべき点は、まだまだあるのではないでしょうか。商品自体に手を加える必要がなくても、販売方法には改善の余地があるかもしれません。また、たとえ一時は満足してもらえなくても、お客様が求めることは時代と共に変化していきます。飽くなき探求心と想像力が、未来の仕事につながります。

 

今日の言葉 想像力が工夫と改善につながります

 

想像力が豊かな人は、相手の気持ちを推し量ることができるため、円滑なコミュニケーションがとれ、良好な人間関係を築けるそうです。また、起こりそうな問題点を予測し、事前に対策を講じることができ、イレギュラーな事態にも対応できます。そのためリスクマネジメント力に長けています。これらは職場での業務処理能力以上に、ビジネスシーンにおいて欠くことのできないスキルだと考えます。

そこで、想像力を鍛える方法について調べてみました。まず他者へ興味もつこと、次に様々な分野の知識や経験を広げること、そして仮説を立てる習慣をつけることなどがありました。仮説というと大げさに聞こえるかもしれませんが、物事に対し「なぜ(WHY)」という疑問を自分自身に投げかけ、答えを予測するだけのことです。例えば、「学生の呼び出しを掲示してもなかなか事務室に来ないのはなぜだろう」という疑問に対し、見やすさや伝わりやすさに工夫が足りなかったのではないか?呼び出しに応じないデメリットに気付いてもらえているか?など、とてもシンプルなことです。しかしこの疑問と仮説を実践するのとしないのとでは、先々雲泥の差が生じて来るのではないかと思います。

事務仕事は熟考しなくても処理さえ間違わなければ問題なく進むことが多いです。しかし、あれやこれやと試行錯誤しながら進めると、それが仕事を楽しめる要素になります。工夫し成果を上げられたときの嬉しさはモチベーションアップにも繋がります。

折角ならば、想像力を働かせ、パフォーマンス向上を目指しながら業務にあたりたいと思いました。

 

実習指導係 寺田

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