今日の心がけ~職員のスピーチ~

未来へのイベント

2025.04.28

 Iさんが勤める出版社は同業の他者と協力して、年に一度、地域の子どもたちのために「本のイベント」を開催しています。
 自社の出版物かどうかにかかわらず、広く名作といわれる絵本や児童書を展示したり、紙芝居の公演をしたりします。
また、小学校高学年向けには、出版社の仕事を体験してもらうワークショップも実施しています。
 イベントの目的は、本を好きな子どもを増やすことです。出版が不況の今だからこそ、本や出版業界に親しんでもらおうと考えました。
そのために同業者同士で協力することにしたのです。
 売り上げにはつながりませんが、業界全体の未来のためのイベントです。
 Iさんの上司は次のように言います。
 「業界を活性化させるためには、裾野を広げることが大切です。小さな活動ですが、一人でも多くの子どもに読書の楽しみを広げていきましょう」
 裾野を広げるとは、その分野において新たな人口、または若い人口を増やすことです。
興味を持ってくれる人を増やす活動は、どのような業界でも大事です。自社の活動にとらわれず、業界全体で取り組むことが理想でしょう。

今日の言葉 未来のために貢献しましょう 

今日の心がけ◆ 物事の由来を調べてみましょう(「職場の教養」一般社団法人 倫理研究所より)

 保育者養成校である本学は、未来への貢献という点では子どもや若者を育むという重要かつ直接的な役割を担っています。
その貢献度や成果は「商品の売り上げ」など数字として目に見える形では現れにくいものです。
しかし、卒業生が保育や幼児教育の分野で活躍していたり、喜びを感じられるのだと思います。
 日頃は目の前の業務に忙殺されてしまうことも多いですが、
改めて自分の働く意味を未来への貢献という大きな目標に見出していけるように心がけたいと思います。
視野が大きく広がれば、業務改善や学生募集につながる楽しいイベントのアイディアなどが生まれてくるかもしれません。
職場の皆さんと協力しながら働いていきたいです。

図書館担当 大木

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