今日の心がけ~職員のスピーチ~

一緒に楽しむ

2025.02.28

Aさんは、地元の運送会社に勤めています。
今年から、社内行事として「秋祭り」を開催することになりました。
敷地内に金魚すくいや綿あめの屋台を設置したり、カラオケ大会を開いたりなど、社員と家族が参加できるイベントです。社内だけではなく、地域の人たちにも告知し、自由に来てもらえるようにしました。
当日は、社員の家族がたくさん参加し、大盛況となりました。地域の親子連れの姿もちらほら見えます。しかし、社員同士で盛り上がっているせいか、居心地が悪そうにしている人もいます。
そのことに気が付いたAさんは、進んで声を掛け、楽しんでもらえるように案内しました。イベント後の反省会でAさんは、「せっかく地域の人に来てもらうのだから、内輪で盛り上がるだけではなく、多くの人に楽しんでもらえる工夫をしよう」と呼び掛けたのです。
身内が中心のイベントでは、その場になじみのない参加者が落ち着かない思いをすることもあります。主催者側は、そういった外部の人こそ最優先に考え、楽しんでもらえるよう気づかいをしたいものです。

〈今日の言葉〉みんなが楽しめる空間づくりを
(『月間朝礼』:株式会社コミニケ出版より)

この冊子から題材を選んでいる時に、今週末に純真祭があるので、このお話が目に止まりました。
私が入職してから10回くらい純真祭が開催されていますが、私自身もこのお話の外部の来場者のように、疎外感や居心地の悪さを感じたことがありました。
クラスや各団体のノリや、普段どんな雰囲気なのかなどよく分からないので、学生同士やクラスで異常に盛り上がっていると、楽しそうだなとは思ってもその場はちょっと居心地が良くないと感じたこともありました。
それでも私は内部の人間なので、学生が楽しければ良いと思えますが、外から来たお客様は、居心地が悪ければただ楽しくない気持ちを持って帰ってしまうだけです。
せっかく時間を作って、埼玉純真短期大学ってどんな感じかな?どんな人たちがいるのかな?と興味を持って来てくれるのだから、「楽しかったな」「面白かったな」「来て良かったな」「また来てみたいな」という気持ちで帰ってもらいたいです。
自分たちの学園祭だから自分たちが楽しいと思えるのは勿論大切ですし、内輪で盛り上げて絆を深めたり、普段接することの少ないクラスや学年の人と交流することも大切です。
ですが、一般公開をしているのだから、埼玉純真短期大学に来てくださる方みんなに楽しんでもらえるような雰囲気作りや、接し方など、おもてなしの心でお迎えできると、もっともっと良いイベントになると思います。
そして、また次回も純真祭に来たいと多くの方に思っていただければ、来年の純真祭も内輪だけではなく全体で盛り上がり、地域の方にとっても、埼玉純真短期大学が身近で、より良い場所になるのではないかと思いました。

私自身、日々の業務に置き換えても、忙しく大変な時は「自分だけが」「自分たちの部署だけが」と内輪にしか目が向かなくなり自己中心的な考えになってしまいます。
ですが、そんな時こそ、「きっとみんなも」「どこの部署もそれぞれに」と、全体を気遣えるような考えに切り替えて、1日の大半を過ごす職場という空間が、私の中で、大変な時にも思い合える、今よりもう少しだけ居心地の良い空間になると良いと思いました。

2024.10.23 庶務係 大澤

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