今日の心がけ~職員のスピーチ~

誰がために

2021.04.12

 1917年4月、日本で初めて「東海道五十三次駅伝徒歩競争」が開催されました。
現在の「駅伝」の始まりです。
 駅伝の魅力は、何といっても、地域名や母校、企業の名前が刻まれた一本の襷をつないで、ゴールを目指すところでしょう。
この襷には、出場選手だけではなく、サポートメンバー、監督やコーチ、家族や友人、卒業生など、多くの人の思いが込められています。
選手は、その思いも力に変えて、厳しいレースに挑みます。

 私たちの努力は、自分一人のためよりも、「誰かのために」と目的意識を他者へ向けた時に、より大きな力となります。
仕事も「自らの生活のため」「給料を得るため」といったことはあるにしても、「お客様の喜びのため」と意識を外側に向けることで、より尊い働きとなります。
 面識のあるなしに関わらず、多くの人の支えの中で生きている私たちです。
自分を支えてくれる人の笑顔のために、今日も一日、精一杯働きましょう。

今日の心がけ◆利他の心を養いましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 駅伝はテレビで放送されますが、選手の頑張りはもちろん、監督だったり、家族のサポートがあって成り立ち、当日に臨んでいる姿は感動を与えてくれます。
 
私たちの仕事も、学生や教職員を中心に、保護者、卒業生、地域の方など多くの人と関わっています。
もちろん、自分の生活のために仕事をしていますが、仕事を行う上で基本的には「学生のため」になるよう考え、工夫をしています。

大学の教職の授業でも相手の目線になることを学びました。
そうすることで、自分では気づかない部分も見えてきますし、相手が理解しやすい別の方法に気付けたりもします。
それは相手が教職員や業者の方などでも同様です。
様々な業務の中で、関わる相手側に立って考えるようにできると、よい仕事ができると思います。
また、それが同じ教職員間であれば、お互いより支えあうことにもなると思います。

「関わる人のために」を心がけることは「自分のために」もなると思い、仕事に臨みたいと思いました。

教務係 相馬

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