今日の心がけ~職員のスピーチ~
ルールやマナーを大切に
2023.10.23
今年一年を通して、各地域の特色を活かしたイベントや花火大会、祭りに足を運んだ人もいるでしょう。
昨今、そうしたイベントが、やむなく中止になる例が増えてきました。
その原因の一つには、資金不足などがあります。
また、観客の危険行為や公共物の破損被害、ゴミの放置、違法駐車といったルールを無視した行為が、年々増加していることなどがあります。
このように開催における安全性を確保できないことが、理由にあるとされています。
本来、ルールやマナーは、思いやりの精神で互いに楽しみ、円滑に進行するために生まれたものです。
一人ひとりが率先して守ることで、秩序と調査が生まれ、結果的に安全の確保にもつながっていきます。
来年の夏には東京において、オリンピック・パラリンピックが開催されます。
喜びと感動を作り出すのは選手だけでなく、観客もその一人であることを自覚し、今からルールやマナーを意識して行動していきたいものです。
今日の心がけ:ルールやマナーを意識し遵守しましょう
出展(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
私が何回も行っている礼文島にレブンアツモリソウという草花があります。礼文で春の訪れとともに咲き、見ごろも1週間程度です。
そのあと彼の地は多くの高山植物が咲き出します。
かわいらしい花ですが、個体数は非常に少なくなっています。
野生のつつじや蘭など、いわゆる希少なもの、きれいなもの、というのは古来から人の目を奪い、独占欲をかきたてられた不浄な人々が盗掘を繰り返した挙句、絶滅の危機に瀕している事実があります。
収奪して個人が楽しむか、万人が楽しむためそっとしておくか、どちらを選びますか。
自然はそのまま、そこに行って楽しむ。それがマナーでありルールです。
以上
進路支援担当 奥貫
そうですね。
物事を円滑に進めるためにはルールを守ることが重要ですね。
また、お互いがいさかいを起こすことなく心地よく過ごすためにはマナーが必要ですね。
サッカーのワールドカップで、日本人サポーターの試合後の会場でのゴミ拾いが世界中に報道されました。
一方で、一部のサポーターの暴力や威嚇行為により次回の天皇杯参加資格取り消しなども報道されています。
現在、ラグビーは危険を伴うスポーツですが、定められたルールの下でワールドカップが行われています。
危険を伴うスポーツになればなるほど、このルールは細かく厳しいものとなります。
それを守ることにより選手は安心してスポーツに集中して取り組めるのです。
マナーも同じです。
「マナー」は他人はもとより社会を意識し、お互いが心地良い関係でいられるような行動規範です。、
「エチケット」は相手を意識し、それぞれの場面で不快にならないように配慮する気配りと言えます。
いずれにしても相手との関係を危険や不快から遠ざけ、お互いが心地よさを感じる行為です。
本学の学生は、信頼される保育者として、職業人として成長していきます。
その前にこのような基本的なルールやマナーを守る良識ある社会人となっていくはずです。
そのためにも学生をサポートする教職員がこのルールやマナー、エチケットを守り、学生にい手本を示さねばなりません。
藤田