今日の心がけ~職員のスピーチ~

ありがたい水

2023.10.23

Tさんは朝起きると、まず、水を一杯飲むことが習慣になっています。
私たちの体は、成人で約六割が水で満たされており、水は命の元といえるでしょう。

そればかりでなく生活用水として炊事、洗濯、風呂、トイレなど、実に多くのことに利用されています。
家庭だけでなく、飲食店、商業施設、オフィスなどでも、普段当たり前のように使われます。
また工場用水や、農作物の栽培にも水は欠かせません。

また、水は、神社を参拝する前の手水のように手や口を清める働きもあります。
水がなければ、生活も仕事も成り立たないのは周知のことでしょう。
日本は水が豊かな国であるといわれていますが、自然の恵みは無限ではありません。

だからこそTさんは、水道の蛇口をひねるだけで多量に出てくる水を必要な量だけ大切に使おうと、いつも心がけています。
<水は出しっぱなしにしない、無駄に使わない>と決意したTさんは、ありがたく一杯の水を飲むようになりました。

今日の心がけ◆感謝して水を使いましょう
一般社団法人倫理研究所 職場の教養

日本の水は豊富で、また水道水を飲むことが当たり前ですが、他国と比べてみても、水道水を飲めるという国は日本を含めて、9カ国だそうです。
アジア圏では日本だけです。

しかし近年日本では水道管の耐用年数の40年を超える地域が増えてきているのが現状だそうです。
日本に住んでいて、不便さを感じることがありません。

電車やバスなども定刻通り来るし、道も整備されて安心に暮らしていけます。
いつもあるものが当たり前だと思わず、感謝したいとあらためて思いました。

荒井文菜


そうですね。
日常的にあるモノがそこにあるのが当たり前と考えてしまいます。
「いつまでもあると思うな・・・」ですね。

「水と空気と安全はタダ」と言われてきた日本です。
もちろんお茶もどこへ行っても無料で飲むことができたのです。
ところが昭和の高度成長期に入った頃から変わり始めました。

昭和も中頃、1962年(昭和37年)警備会社が誕生して「警察があるのに?」と不思議でした。、
ところが、昭和の終わり頃には「お茶を買う?噓でしょ」と驚きました。
驚いている間もなく「水も売っているけど、誰が買うのだろう」と不思議に感じたことを思い出します。

ところが今は「お茶を出して」というと湯飲み茶碗でなくでなく、お茶も水もペットボトルが出てくる時代です。
日本のほとんどの会社や家庭も同じですが、本学も警備保障会社と契約をしています。
空気も空気清浄機を設置している家庭や事務所が当たり前のように増えていますね。

若い時、ホームステイで、水道を出して顔を洗っていた時、その家庭の父親が水道蛇口を急に閉めました。
「水も電気もみんな限りがある、使うときは良いが使わない時は出しっぱなし、つけっぱなしはダメだ」と叱られました。
なんでもいつまでもあると思わず、感謝しながら必要な分だけ使うことを教えられた懐かしい思い出の一コマです。

藤田

 

 

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