今日の心がけ~職員のスピーチ~

一年を振り返る

2023.10.23

皆さんは、新年に立てた目標を覚えていますか。
始めはやる気になっても、だんだんとやらなくなってしまい、忘れてしまう人も多いのではないでしょうか。

Bさんは、今年の初めに〈毎月二冊は本を読もう〉と目標を立てました。
しかし、半年も経たないうちにあきらめてしまい、カレンダーも残すところ、あと一枚、12月となってしまったのです。

できなかったことに落ち込んでいると、友人が「半年近く続けられたのは、すごいことだよ。達成したかどうかも大事だけれど、どれだけできたかに目を向けてみたら」と言いました。
Bさんは、その言葉に心が明るくなったのです。

一年を振り返る再、失敗したことや、できなかったことだけを思い出すと心は暗くなり、前に進む力も消え失せるでしょう。
それよりもできたことにフォーカスすることで、プラスの一面が見えてきて、心は明るく前向きになります。

Bさんは、まずはプラスの一面を再確認した後、そこに不足分の反省を加えて新しい年を明るく力強く進んでいこうと決意したのでした。

 
  今日の心がけ◆できた喜びを積み重ねましょう
  (『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)


誰でも夢を叶えたい、成功したいと思い、新年や進学・就職など自身の節目に目標を立てる人は多いと思います。

文中にもありましたが、「出来なかったことよりどれだけ出来たかに目を向ける」ということは、とても前向きであると思います。

「やってみたい」という気持ちがあっても、日々の習慣の中に取り入れるのは難しいからと後回しにしたりなど実行に移すことができないままでいる人も多いかもしれません、
小さな「やってみた」を増やしていくことで、少しずつ目標に近づき、更には自信繋がっていくと思います。

この自信を一つひとつ積み重ねていくことで、自分自身の大きな力するために何事もコツコツと続けることが大事なのだと改めて思いました。

 

実習指導係 栗原

そうでしょうね。
最初の気持ちはあってもそのうち次第に失せて長続きしないことは良くあります。
自分を含めて多くのことがそうなっている人が多いと思います。

それは、実行することがそれほど必要でない、といった気持ちがどこかにあるからです。
それは今後も必要ではないということではなく、今はとりあえず必要ではないということです。
今、本当に差し迫って必要なことは諦めや忘れることはありませんからね。

そこで「これまでできて・・・」という言葉で自分自身が納得してしてしまうこと危険です。
確かに「そこまでできた」のは評価できますが、完成までには至らなかったのです。
それより「必要を感じなくなった」「やる気持ちがなくなった」と自身の気持ちの変化や力不足と捉えるとどうでしょう。

そこで「なぜ?」そのような気持ちになったのか、どこが力不足はを分析していくというのはどうでしょう。
その結果、この「なぜ」や「どこ」の理由が分かれば、次回への繋がりにもなるのではないでしょうか。
自身に対してはそれでも良いのですが、成長途中の人に対しては「できたことをほめる」のは大切です。

人は誰でも「認められ、期待される」言葉に勇気づけられますからね。
特に成長を期待する若年者には、山本五十六の「褒めてやらねば人は動かじ」の言葉は大切です。
そのためにも学生をサポートする我々は「やってみせ、言って聞かせて」いきましょう。

藤田

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