今日の心がけ~職員のスピーチ~

「機会の窓」

2023.10.09

 今勝負の世界で将棋が注目されています。
若手が台頭し、白熱した戦いが繰り広げられています。

 その人気の火付け役となったのが藤井壮太七段です.
また、名人位を獲得した豊島将之九段の活躍ぶりもファンの耳目をひきつけてやみません。

その豊島九段の活躍のきっかけになったものこそ、数少ない「機会の窓」を活かしたことでした。
「機会の窓」とは、自分の持てる才能を生かすことができるか否かの登竜門となるチャンスの事です。

豊島九段にとってそれは、第八十九期棋聖戦五番勝負の最終第五局・羽生善治九段との戦いでした。
このシリーズは、羽生九段のタイトル通算100期となるかが注目されていましたが、豊島九段はアウェーのムードを覆して勝利し、初タイトルを獲得したのです。
まさに一瞬開いた「機会の窓」を活かした瞬間でした。
 いかにその時その場、その一瞬一瞬を大切にして生きているか、私たちが学ぶべきは、直面する課題へのそうした姿勢でしょう。

今日の心がけ♦目の前の事に全力を注ぎましょう


 普段、自分の才能を活かすきっかけというものはなかなかありません。
もしも自分の才能を生かす機会の窓が来た時に全力で立ち向かい、結果が残せたら更に自分自身の生きがいややる気をあげる事ができるんじゃないでしょうか。

食堂 竹島

そうですね。
「機会の窓」とは準備ができている時に巡ってくる「格好のチャンス」といえるでしょうね。
この時期を見誤らなければ必ず成功が待っています。

そこにはチャンスを見据え、掴むことができるだけの日頃の「準備」が重要です。
「チャンスは前髪しかない」から「その時に掴まなければならない」とあります。
これはすべてのことに共通して言えることです。

もちろん教育においても同じことが言えます。
子どもの成長発達段階とその教育内容の一致が重要であることなどです。
成長し、準備ができている時に「機会の窓」を見つけることができればその窓を開くことができます。

保育者を目指す本学の学生がこの「機会の窓」をきちんと見極めて子どもたちに気付かせることができるかが重要ですね。
そのためにも授業や実習で多くのことを学んで欲しいと思います。
学生自身もチャンスを確実に掴めるように、常に今を大切に準備をしておいて欲しいですね。

藤田

 

 

 

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