今日の心がけ~職員のスピーチ~
「地球からの借り物」
2023.10.09
自分が人に貸した物が乱暴に扱われているのを見て、気分の良い人はいないでしょう。
それが大切なものであればあるほど、不愉快になるものです。
そうした、ひとからされることには敏感であるのに対して、自身が行っている過ちには、なかなか気づきにくいようです。
例えば、地球に住む私たちは、一日の生活の中で様々なものを使用しています。
はたして、それらの物は自分だけのものなのでしょうか。
人間が生活するにあたって使用しているものはすべて、地球上に存在する物に人が手を加えて作り出したものと言えるでしょう。
つまり、元々の所有者は地球であって、人間は借りているたちばである、といえるのかもしれません。
その事実に気付かずに、自分の思うがままに扱い、ボロボロになったら捨てる、という連鎖を繰り返してはないでしょうか。
今日手にする物すべてが、地球からの借り物だと自覚し、感謝して使っていきたいものです。
今日の心がけ♦身の回りの物を大切に扱いましょう
今、地球は温暖化・異常気象にみまわれてます。
それは、私達の生活が豊かになった結果だともいえると思います。
少しでも温暖化を下げる為にと私たちに出来る事があります。
1.家庭ではなるべく同じ部屋で過ごす
2.エアコンの設定温度は、暖房20℃ 冷房28℃に設定する
3.人のいない部屋は電気を消す
4.冷蔵庫の開け閉めは少なく、物は詰め込み過ぎないようにする
5.使わない電化製品はコンセントを抜く
まだまだあると思いますが、いろんな事に心掛けてやっていきたいです。
又、今、安売りの店、百均などの店が多くなり、まだ使えるのについ買ってしまう事があります。
3Rという言葉があります。
リテュース ごみを減らす
リュース 繰り返し使う
リサイクル 資源として再び使う
ゴミも考えて出したい物です。
食堂 杉崎
そのとおりですね。
今使っている全てのモノは地球からの借りている物ですね。
その借り物を粗雑に扱い、放り出して、きちんと返さないことを平気で行っているのが人間ですね。
地球が怒るのも無理はないでしょうね。
人間の感情として他人に貸したものが粗末に扱われ、放り出されているのを見た時どうでしょう。
また、貸してあげようと思うでしょうか?
モノは無限にあるわけでもありませんから、地球の気持ちも同じでしょうね。
温暖化もこのような人類が地球から資源をもぎ取って引き起こした結果です。
残念ながら人類は自らの自然の一部であることを忘れてしまっているのです。
かつて人類が自然と一体化して生活していた時代には、このような問題は発生しませんでした。
文明の発展には後戻りはできないかもしれません。
しかし、ブレーキをかけたり、修復や改善をすることは可能です。
今一度、人類が自然の一部であることを思い出して欲しいですね。
借りたものはきちんと元通りにして返すことを忘れないでいたいですね。
人類は約500万年前の猿人から原人→旧人(約20万年前ネアンデルタール人)→新人(約4万年前クロマニョン人など)です。
それに比べ、恐竜の時代は1億6000万年の続いたとのことです。
「地球の歴史を1年に例えると、ヒトの歴史は約4時間に、18世紀以降の人類の歴史はわずかに1秒ほどです(環境省)。」
これでは人類が地球上にいたことは忘れ去られるでしょうね。
このようなことからもここに言われている3Rsを守っていきたいですね。
藤田