今日の心がけ~職員のスピーチ~

「通話録音の活用」

2023.10.07

 企業に用件があって電話をすると、「この通話は製品やサービス向上のために録音させていただきます」というガイダンスが流れることがあります。

 Yさんは、何故このガイダンスがスタートしたのか興味を持ち、オペレーターをしている知人に「サービス向上のためというけれど、録音データはどのように活用しているの?」と聞いてみました。
 通話記録の活用方法について次の三点があると説明を受けました。
①聞き逃した時の再確認、②トラブル発生時の問題解決、③担当者が自分の声を聞き、スキルアップにつなげる。

知人は、クレームと思われる電話こそ聞き直して、自分の対応に失礼がなかったかどうか確かめるというのです。
 どのような仕事も、スキルアップを図るためには、「自分を客観視すること」が重要です。
感情に流されそうになった時ほど一旦間をおき、自分を見つめることで、思わぬ弱点が発見できるかもしれません。
 
常に冷静な対応によって改善点を把握し、自己成長へとつなげたいものです。

今日の心がけ♦間をおいて自己を客観視しましょう

客観視とは、物事を自分の視点、観点、感情などを除いた別の視点で考えることを言います。
客観視できない人というのは、「自分の意見だけが正しい」と思ってしまいがちで、人の意見を否定したり、
自分の意見を押し通そうとしたりしてしまうようです。

客観視ができる人の特徴として、「思いやりがある」ことがあげられていました。
思いやりがある人とは、どんな人なのかと改めて考えた時に、「相手の事を理解して接する事ができる人」だと思います。
思いやりがあるからこそ、周りを見渡すことができ、相手の立場を理解して、うまく人付き合いをする事ができるのだと考えました。

また、「寛容性と大きな器を持ち合わせている人」も客観視できる人に多いのでは!?と感じます。
学生の皆さんも、これから社会へ出て、自分を客観視しなければいけない場面が多々あるかと思います。
自分自身を知ることは、決していい事ばかりではないと思います。

現状を把握し、自分自身と向き合い、少しでも理想の自分に近づけるよう、サポートしていけたらと思います。
又、私自身も、自分自身から目を背けるのではなく、自分をもう一度見つめなおしてみたいと思いました。

食堂 松浦


そうですね。
客観視することは重要ですが難しいことでもありますね。
自身を客観視ができる人ほど成長が速く、また、落ち着いた行動ができるのでミスも少ないと言われます。

しかし、自分自身を客観視し過ぎると感情のない冷たい感じとなりますからほどほどにしたいですね。
客観視するにはここにもあるように録音することやビデオに録ることなどがあります。
できれば自分に身の周りにいる家族や友人等の近しい人から指摘に常に耳を傾けることが良いと思います。

「岡目八目」という言葉をよく耳にすると思いますが、まさにこのことです。
当事者では分からない状況でもそこから離れた他人にはその先まで見えるますからね。
ここでも述べられているように他人からの忠告や指摘には素直に耳を傾けることが重要です。

人は自分では分からないことや経験できないことを他人から学びます。
ですから、他人の言葉に耳を傾け、素直に受け止め、改められる人は成長するのです。
生きていくことは常に大げさに言えば「未知との遭遇」ですので、一歩踏み出すのも勇気がいります。

この未知へ挑戦していくためにも自分自身を的確に知ることや他人の意見が重要です。
「彼を知り、己を知れば、百戦してあやうからず(孫子)」
「上学は神で聴き、中学は心で聴き、下学は耳で聴く(荀子)」の名言のとおりです。

藤田

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