今日の心がけ~職員のスピーチ~

支え合う

2023.08.28

 私たちは普段、多くの人や物に囲まれて生活をしています。
 意識して周りを見てみると、その数の多さに驚きます。
ペン一本、クリップ一つをとっても、自分だけで作り出せる人は、いないでしょう。
 
会社では、上司や同僚、部下、目的を共有するチームなどに、相談し励まし合い、共に仕事に取り組む人がいます。
 家庭においてはどうでしょう。
家族と一緒にくらしているとしたならば、その存在は心の支えになってくれます。
 
一人暮らしであっても、近所の人と挨拶をした時、友人や知人と会話をする時、何気ない買い物の際に交わす言葉に、人とのつながりが感じられるはずです。
 私たちの働きも、どこかで誰かの生活を支えています。
私たちの暮らしは、そうしたつながりが、連綿と続いてできているのです。
 
「世のために、人のために」という誇りを持って、今日一日、朗らかに、喜んで働きましょう。

今日の心がけ◆支え合って生活しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 人だけではなく、様々なものに支えられて生活が成り立っていることを改めて感じました。

 先日読んだ文章の中に、「支え合いをつくる3つの【お互いさま】」という内容がありましので、紹介します。

①私のできることが 私の元気の源に だからお互いさま
 「誰かが頼ってくれている」「誰かに寄り添えている」と実感できることは、充実感や生きがいを得ることにつながります。
誰かのための支援は自分にも前向きな効果となりかえってきます。

②私のおせっかいが「ありがとう」にかわる だからお互いさま
 これまであまり良いイメージとして使われなかった「おせっかい」は、これからの支え合いの社会の中ではとても大切なキーワード。
 配慮のある「おせっかい」は「ありがとう」を生み「お互いさま」の意識が広がります。

③「将来きっと自分もお世話になる」 だからお互いさま
 年齢を重ねて自分の望んだ暮らしが送れる地域であるように、他人事ではなく、自分ごととして今困っている人を支えるもの「お互いさま」です。

 一人だけで出来ることには限界がありますが、力を合わせることで、どんなに困難なことでも乗り越えられるのが人だと思います。
誰かのために頑張ること、助けられることをモチベーションにできるように意識を高く持ちたいと思いました。

実習指導係 林

そうですね。
人は人とのかかわりを無くしては生きていくことができませんね。
地平線のかなたまで見渡せるどこまでも広がる草原に、あなた一人が立っていたとしたら?

「ひとりでいたい」「ひとりになりたい」「ひとりが楽」と思うことも多いと思います。
特に複雑・多様化した現代においてはなおさら、このように思うことが多いでしょう。
一方でこの孤独に耐えられない人も多くいることは間違いありません。

昨日(2023.8.25)NHKTVで「孤独」な人の問題が放映されていあました(「望まぬ孤独」NHK現代)。
SNSなどコミュニケーションツールが進展している現代において、人間の孤独感が増しているのです。
対面でのコミュニケーションへの幾分の抵抗感にはコロナ禍のマスク生活も大きく影響しているかもしれませんね。

その中で「人は人の中でしか生きていくことができない」ことが一層強く感じられる現代です。
AIがいろいろな場面で大きな役割を果たすことと相まって、対人コミュニケーションの必要性を増してくるでしょうね。
そのような折、聴く力、話す力、共感する力などでアサーティブなコミュニケーションがとれると良いのですが。

魔法の言葉と言われる「ありがとう」「お互いさま」は、コミュニケーションをはじめとした人の関わり合いには大切ですね。
「情けは人のためならず」と言いますが、支え合うことで他人も自分も生かされます。
保育者を目指す本学の学生がこのことを理解し、さりげなく行動に移していけると良いですね。

藤田

 

 

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