今日の心がけ~職員のスピーチ~

思わぬ出来事

2023.08.23

Mさんは、数年前に買った大型のソファーを処分することにしました。
二階に置いてあるため自分一人で降ろすことはできません。移動と処分は粗大ごみ処理業者に依頼しました。

作業当日、Mさんは仕事だったため、妻に頼み家を出ました。
その後妻から、業者が誤ってソファーを落としたため壁がへこんだとの電話がありました。
Mさんは、二階から降ろして処分してくれるだけでありがたいと思っていました。

まずはソファーを運んでくれたことに対して、お礼の言葉を言ったのです。
そして、壁の修理の件は、後日話し合うことを伝えました。

どのようなケースでも、業者に落ち度がある際には請求することは請求して然るべきでしょう。
大切なことは、不本意な事態に遭った時、感情に左右されず、Mさんのように落ち着いて処置することです。

今日の心がけ◆冷静に対処しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

自分の思い通りに物事が運ばないと、ついイライラしてしまいます。
それが相手のミスによるものであれば、なおさらです。
責めたくなる気持ちが湧いて当然だとも思います。

文中のMさんのように、感情に流されずにまずは相手を思いやり、冷静に対処することができるようになれば、周りの人から信頼を得ることができるだろうなと感じました。
仕事だけでなく、私生活でも、トラブルは唐突に起こります。
予想外のトラブルはつい感情的になりがちですが、そんなときこそ一呼吸置いて自分を落ち着けたいものです。

感情的になっても何も解決はせず、どれだけ冷静に対処するかどうかで解決までにかかる時間や労力も変わってくるかもしれません。
今後トラブルに遭遇した際には、Mさんのように平常心を保ち、相手を思いやりつつ冷静に対処できるよう、心掛けたいと思います。

入試広報係 西山

そうですね。
このMさんの対応は素晴らしいと思います。
共感力のある人はMさんのような対応がアタリマエのようにできますね。

相手の状況や心理状態を把握し、それ上で適切に対応できる人は素晴らしいと言われますね。
そのためには自分の心の動きをうまくコントロールできなければなりません。
そのコントロールがうまくできないと、理性を失い、感情的になってしまいます。

多くの人が経験したことがあると思いますが、思い通りにならないと感情的になる人がいます。
このような感情的になりやすい人は、自分に自信がなく他人を強く意識するため、常に何かに不安を感じています。
そのため、心に余裕が持てず、自分で自分自身を追い詰めて感情的な怒りに繋がってしまうのです。

多くの多様な人で構成されている人間社会では自分の思い通りにいかないことがアタリマエに起きてきます。
どのような状況でも冷静に理性的に対応できる人は、判断や対応を誤ることが少ない人です。
保育者にはいかなる場合でも落ち着いた受け止めと適切な対応ができることが重要です。

信頼される保育者を目指す本学の学生には、ぜひMさんのような対応ができるようになって欲しいですね。
そのためには共感力が重要となります。
学生をサポートする教職員が共感力をもって、学生や同僚、外部者にも対応していきましょう。

藤田

 

 

 

 

 

 

 

OPEN CAMPUS

オープンキャンパスの日程を見る

提携アパートのご案内

受験生向けのお知らせ

一覧で表示

在学生向けのお知らせ

一覧で表示

閉じる
閉じる
閉じる